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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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・・・福島兄についてはこないだジャズ評論家後藤雅洋師も世代最強の批評家だと認めておられたし、虹釜太郎さんも「福島恵一さんの単著を読む中学生の未来」(http://d.hatena.ne.jp/toxicdragon/20100507)と。わたしも、2001年アウトゼア誌8号に福島兄に寄稿いただいたイタリアのジャズ、インプロ、現代音楽シーンを駆け巡った本格論考「長靴の中の小石-伊太利國辺縁音楽紀行」、図版と註をつければ岩波ブックレットになるくらいの密度、これはそのまま英語やイタリア語に翻訳して海外で評価されたほうが早いかもしれないな、21世紀のリスナーに読んでもらおうと復刻しますね。・・・
1曲目の「For Fred Anderson」で交わされる、深い追悼の感情と希望を漂わせる静かで耳が楽器と楽器のあいだに粒子になって佇んでしまうような聴取に動けなくなる8分31秒間。
火曜の月光茶房@表参道で待ち合わせ。ポール・モチアン追悼でおれはCharlie Hadenの『Closeness』をかけてもらった。ヘイデンのベース、モチアンのパーカッションと戦闘とか演説のサウンドコラージュ。「For A Free Portugal」、ポルトガルの現代史は知らないが、革命兵士の鼻歌と演奏者の想いが涙腺を緩ませる。
3曲目「Out Of This World’s Distortions Grow Aspens and Other Beautiful Things」8分52秒、曲題「この世界の歪みからポプラの樹やほかの美しいものが生まれてくる」(福島恵一)、ほんと、そうであってほしいよなあ、こんところちょこちょこと関東平野揺れてんなあ、その、α線核種ってどうなのよ、ゴー・ウエスト!なんて言ってるバヤイではない、
うわー、妹からのメールで末期がんのおふくろが入院して痛み止めの麻薬漬けになったという、ちゃんとスカイツリーを見せてやりてえんだよ、あー、でもなあ、おいおふくろ、死んじまったらおれの肩のところにしばらく居ろ、そしたらあれだぜ、すげーコンサートとかCDとかおれのカンドーが伝わってたまんねえぜ、この世のものとは思えない、なんて、そりゃあそうだ、なんてよ。
10月28日(金)
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