ID:7590
Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■停め放題で500円になってる
入学おめでとう、作曲科に合格してうれしいだろうね。しかし、作曲家になりたいという君たちの夢は今が頂点です。作曲家はもういりません。三善[晃]君でおしまいです。君たちに役割があるとすれば、それは作曲もどきをする人間になることではありません。ちゃんと勉強して、古典となった音楽作品の素晴らしさを正しく理解して伝えることだけです。だから音楽理論の勉強にひたすら打ち込みなさい。作曲は特殊な、神に選ばれたような人だけに許されてきた仕事です。
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名古屋に遠征して、浦和第一女子のみなさんの、いきなり天国の響き「詩篇頌詠(しへんしょうえい)」、でした・・・ (http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=7590&pg=20070330)

「いやいや、現在の音楽世界においてその存在価値という点では三善晃と小沢健二がツートップなんですよ、次いでジョー・マネリ、ミシェル・ドネダ、ポール・モチアン、ウイリアム・パーカーがいてですね・・・」と据わった目で言うわたしの前では、みな目が泳いでしまって負けてしまう。

・・・書いておくものだなあ、いいぞ、6年前の自分。

中山育美さんのブログ「三善晃先生の想い出」(http://blog.goo.ne.jp/ikm-2011/e/697fad372d2ced560dde46e45d9da42b)
目に浮かぶような素敵なシーン。
“第一関節の先がヤモリの吸盤のように丸い、ハンマーのような指をしていらした。「天才は、指の形も変わっているのか・・」と思ったりしたものだが”に刮目するおいら。

カチカチ山を主題にしたオペラを構想していて楽譜も脳内構成できているが書けない、とか、
きいていたんだが、
カチカチ山なんて、もろに原発事故を予見するような、芸術家の直観ではなかったか。

福島恵一さんによる三善晃追悼記事
耳の枠はずし「高潔さの喪失 − 三善晃・堂本尚郎追悼」(http://miminowakuhazushi.dtiblog.com/blog-entry-248.html)
ラストのフレーズは実に重い。
「三善や堂本の死に際して多くの論者が「ひとつの時代の終わり」を感じたと記している。だが先に触れた息苦しいまでの低俗の充満を思う時、彼らが貫いた高潔さにこの国で巡り会うことは、もう二度とないように私には思えてならない。「ひとつの時代」ではなく、「時代」が終わったと冒頭に記した所以である。」

タガララジオを書く自分の手をじっと見るばかりだ。

赤毛のアン 世界名作劇場 さめない夢
作詞/岸田衿子 作曲・編曲/三善晃 歌/大和田りつこ
(http://www.youtube.com/watch?v=mIIBffwwR9s)

10月19日(土)
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