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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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というわけで、2011年日本ジャズのMVPは渋谷毅である。

(蝶々在中) / 渋谷毅 川端民生 (CARCO-0014)

1. 蝶々 (てふてふ) [Takeshi Shibuya]
2. が、とまった [Takeshi Shibuya]
3. There Will Never Be Another You[Harry Warren]
4. You Don't Know What Love Is[Gene de Paul]
5. Lover Man [Roger ''Ram'' Ramirez, Jimmy Sherman]
6. Body And Soul [Jonny Green]
7. Misterioso [Thelonious Monk]
8. You Don't Know What Love Is [Gene de Paul]
9. 無題 (Beyond the Flames) [Takeshi Shibuya]

制作・販売:(株)林泉 



★年間ベスト海外

『out of this world’s distortions / Farmers By Nature』(AUM Fidelity 067)
Gerald Cleaver ds , William Parker b , Craig Taborn p

家政婦のミタ、見た?視聴率絶好調、主題歌「やさしくなりたい」、耳ん中リピート、ギターのキンキラアレンジが秀逸、を、歌う斉藤和義、原発を批判したセルフ替え歌「ずっとウソだった」、痛快だったな、城南信用金庫は原発縁切りを宣言してるし、いくぜみんな、ぶっ潰してやろうぜ、・・・へ?α線核種?ってなんだ、放射能防御プロジェクト(http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/dce6faeabbe3913408299051366c4b66)、

・・・ベラルーシで、チェルノブイリの被害者の治療に当たっている、現地の専門家は、「日本の皆さんには、申し訳ないけれども、チェルノブイリのときには、γ線核種がほとんどで、それでもいろんなことが起きましたが、それを超えるα線核種がかなり広範囲に広がっている以上、東日本のかなりのエリアは住むことは、難しい」と話しています・・・

来年の年末に2012年現代ジャズを振り返られたらいいよな、みんな。

という前書きで始めよう。2011年の現代ジャズ。

今年もニューヨークジャズの聖地ヴィレッジ・ヴァンガードの年越しはバット・プラスかあ、どうも大味でお子様向けな気がするがビートの新風は容認できる。で、年が明けると、ブラッド・メルドー、クリス・ポッター、フレッド・ハーシュ、マーク・ターナー、カート・ローゼンウィンケルが、それぞれ自己のユニットで三役揃い踏みをしているという2012年が見える。ここがメインストリームだ。

現代ジャズの動向は、まずタイショウン・ソーレイが、マルサリス、スレッギルに対抗する自己のユニットをどんと出してきたこと。次に、サックスは王者マーク・ターナー、対抗クリス・ポッター、トニー・マラビーという地勢図を、ぐぐっとクラリネットとサックスで全面改訂しそうなサウンドを奏でるクリス・スピードが台頭してきたこと。ピアノではクレイグ・テイボーンが「ピアノ・ソロの革命がまたもECMから」と言うべき作品を問うたこと。この三人が今年の顔にふさわしいだろう。

このクレイグ・テイボーンのピアノ・ソロ『Avenging Angel』(ECM)、完全ピアノソロが可能だったとは、と唸ったおれなので本作を年間ベストに挙げようと考えていたが、このテイボーンと、魔王ウイリアム・パーカー、新兵器ジェラルド・クリーヴァーとのファーマーズ・ネイチャー(Farmers By Nature)名義の忘れ難い『out of this world’s distortions』(AUM Fidelity 067)を掲げることにしたい。まさに現代の最高峰が顔を合わせたセッションだ。ウイリアム・パーカーのベースについては、かつて小杉武久が形容した「惑星のような存在感」を引用して、そうそう!と言いつけるしかないでいるままだ。

この盤については音楽批評・福島恵一のレビュー「世界の歪みから生えるポプラの樹」(http://miminowakuhazushi.dtiblog.com/blog-date-20110810.html)の動かし難い記述を・・・、


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10月28日(金)
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