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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■パット・メセニーの最高傑作は『Quartet』である。パット・メセニーの夏の匂い。
閉館する図書館から見る空のオレンジ色と藍色のグラデュエーション。何度か、鎌倉とか湘南とか城ヶ島とか江ノ島とかへ出かけて、日に焼けた夕暮れを過ごしていたような気がする。昼間のガールフレンドと夜のガールフレンドがいたような気がする。実際はアルバイトで忙殺されていたはずなのに、たくさんの出来事が日々起こっていたような気がする。火照った足の裏を図書館のフロアにペタっとあてて、閉館のBGMを聴いていると、今夜も楽しいことが起こるような気がして、明日も暑い日差しの一日になるような気がした。

日が暮れてアパートに戻ると、発売されたばかりの『クリスタル・サイレンス・ライブ』を聴いたような気がする。チック・コリアとゲイリー・バートンのコンサート。マージャンのメンツを集める電話をかけて、クーラーなんてなくて、アミ戸の風で涼んでいた夏の夜は、夏の匂いがした。

ベストヒットUSA系のコンピレーションCDで『東京エイティーズ』というものがある。80年代の前半に大学生だったマーケットを狙ったもので、イラストのジャケには、LPレコードをターンテーブルに置いてDJをしているカップルや、テニス・ラケットを胸に聖子ちゃんカットをした女子大生が公衆電話をかけているシーンなどが描かれている。


the music i listen today
- Upojenie / Anna Maria Jopek & Friends with Pat Metheny

02月22日(日)
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