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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■タダマス35リワインド
Taylor Ho Bynum - cornet, fl醇gelhorn; Bill Lowe - bass trombone, tuba; Ingrid Laubrock - soprano & tenor saxophones; Jim Hobbs - alto saxophone; Mary Halvorson - electric guitar; Stomu Takeishi - electric bass; Tomeka Reid - cello; Ken Filiano - double bass, electronics; Tomas Fujiwara - drums.

わはは、この豪華絢爛な、“ザ、ブラクストン、一派”、の、ぎこちない変態パラレル大編成、4曲目のギレルモのあとに並べる益子選曲の凶悪ないじわるに負けるな、うん、負けない、百戦錬磨の業師がリングで次々と技をかけまくるサーカスの様相を呈してもいる、楽しいじゃないか、ブラクストンの教え子たち、師匠を越えてますがな、いやー師匠のことは言わんどいてーな、


6. Ana醇`s Maviel
In the Garden (Gold Bolus Recordings GBR 043)
track 1: Bells (Ana醇`s Maviel) 2:56
track 4: Listening (Ana醇`s Maviel) 7:47

ハスミレマの紹介で聴いてみたという、女声ヴォイスパフォーマー、アナイスマヴィエル、

むかしメレディスモンクに出会ったときのような(もちろん似てはいない)、表現の単独性に打たれる、憑依系巫女ヴォイス(Cホソダさん)に到達するまでの必然やら、ザ表現、だな、タダマスメンバーの原田さんも池田さんも唸る、カートに入れている、

おれはハスミレマのソロの意識が旅する単独性のほうが好みである、とお門違いな感想を述べた、



7. Shahzad Ali Ismaily/Niels Van Heertum
Sea Legs/Hum Back (Aspen Edities Aspen 006)
8. Poor Isa
Let's Drink the Sea and Dance (Aspen Edities Aspen 007)

この「Aspen Edities」レーベル、ベルギー、やばいと思う、


ユーフォニウムなりバンジョーなり、その楽器のサウンド特質を脱構築している、事態にとどまらない、それは、気配とか、態度とか、構えに属する、耳の直感なんだが、それはねインプロ用語をちょっと横に置いといてよとも言いたい(もう使わないほうが自由になれるよとも言いたい)、

手法や思考に還元してしまうとそれはもう、ほぼほぼ戦後現代音楽がすでに拓いた場所だと鼻であしらわれる不毛に放置されてしまうよ、

チガウのよ、新しい風景であることはわかっているのだけれど、名指せないいまのわたくし、

タダマスメンバーの池田さんから、普段好んで聴いているような音でしたー、と感想をいただいていた、焦る、出遅れてしまっているのかニセコロッシ、

なぜ、魅せられて、いるの?、いやもう、この場所は、現代ジャズだのインプロだの言ってはおられない、あ、言ってるのはこのオレばかりなのか、わかった、白旗あげるよ、


9. Tyshawn Sorey and Marilyn Crispell
The Adornment of Time (Pi Recordings PI 83)

現代ジャズの新皇帝タイション(おいおいここでまた現代ジャズと書くおれ!)、と、マリリンのデュオ、何できるの?ドシャバシャ打音で技繰り出してピークを作って戦ってお終いなんじゃないのー?、というわたしの低レベルな予想を覆して、
track 1: The Adornment of Time (Sorey/Crispell) 0:00-7:12, 23:02-29:06

さすがの益子博之は聴きどころを抽出してくるのであった、

闇の深さ、である、なんというディープな音場感なのだ、鳥肌がたつ、苛烈だ、

2001年にクリスペルのアマリリスを聴いた菊地雅章が「彼女は長いことかかるだろうな」と意味深なコメントをしていた、


10. Flin van Hemmen
Casting Spells & The Coves (Neither/Nor Records n/n 012)

前作
Flin van Hemmen: Drums of Days (Neither/Nor Records N/N 005)

4曲目Aching Arches 16:38
は長尺ながら編集CDRの常連で、演奏それ自体ではなく、フィーレコと音像が到来させるアトモスフィア、一編の映画のような、インプロ耳を一瞬たりともオフできない快楽、それら、

大傑作、と、いつも言い、レビューか何か書いてもいたような気がするが、リンクを貼ろうと探してみるんだが(あれれ、どこにある?)、フリンちゃん、フリンヴァンヘメン、期待の怪物ルーキーなのだ、


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10月26日(土)
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