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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
[850609hit]
■タダマス22・リワインド
album "Talking Trash" (Clean Feed Records CF 373 CD)
ついに、響きの魔境に迷い込んだかのような、おい君たち、演奏をしようとしているんではないだろ、聴く者を響きの横溢で溺れさせようとしているのではないのか?
8. Colin Stetson
album "Sorrow - A Reimagining Of Górecki's 3rd Symphony" (Boosey & Hawkes 52HZ 001 CD)
ここまでやられて今回はじめてコリンステットソンの狂気に触れた、
別にグレツキのベストセラー楽曲を演りたかったのではないのだ(さっきセブンイレブンでボストンのMore Than Feelingをストリングスで流暢に奏でたものに心を和ませてしまったのだが)、
クラシックのオケも楽曲を聴きたいのではなく、そのオケの独自の響きに耳をすませたいという、ただそれだけでもうたまらないという、成分はある、
響きが統率されたクラシックのオケとは違って、リアルタイムに生成変化、響きの重層化に身を沈めるという純粋欲望、
9. Tyshawn Sorey
album "Inner Spectrum of Variables" (Pi Recordings PI 65)
タイションを忘れていたぜ、やるかもしれないとは思っていたが期待はしていなかった実際、
タイションのコンポーザー、インプロヴァイザーとしての時間の見通す射程の大きさ、だ、
(この才能は、ジョンホーレンベックと菊地成孔とスフィアンスティーヴンスにおいらは認めている)
これだけのいい演奏家をよく揃えた、理解を得た、そして成し遂げた!
一見、現代音楽っぽい、とか、手法は古い、だとか、言われそうだが、
これは現代音楽の現代音楽たるゆえんのOSからは出てこないものだ、
インプロのジャズの強度、演奏の質、としか言えんが、の、
10. Eliot Cardinaux
album "American Thicket" (Loyal Label LLCD 019)
これはもう菊地雅章トリオ『サンライズ』が扉を開いた21世紀ジャズの継承盤のラインにいる、
トーマス・モーガン(ベース)、フリン・ヴァン・ヘメン(ドラム)、
(あれだぜジョゼッピローガンESPでのミルフォードグレイヴスまでおいらの耳は引っ張り出してしまうぜ)
トーマス・モーガンはベーシストととしての凄さもラファロ以来だと(ヘイデン、ピーコックすらジャンプする)言えるが、それよりも関わったセッションをすべからく黄金に変えてしまう触発するちから、
こういうのを現代ジャズファイターズの4番だというのだ、
07月25日(月)
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