ID:7590
Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■CDレビュー・2
断片を辿りながら、Roundabout Midnight かなー、と、呼吸するように旋律をパラフレーズするテナーサックスの。クルマで大音量で聴いていて、背後に鈴虫の鳴き声が靄(もや)のように響いている(さっきパソコンで聴くとわからないや)。これはどこだろう、うーん、夏の東北地方ではないか?(ぜんぜん違いました、防府市は山口県でした)、ライブ会場の窓は開放されていて、独りで吹いているのだな。高木元輝は、ミルフォードグレイヴス『Meditation Amoung Us』1977と加古隆『パリ日本館コンサート』1974で聴いてたくらいだったが、『モスラ・フライト』を聴いて、■相当に感動したものだった。96年のソロとなると、なんだか別人のような穏やかさを印象付けるけれど、旋律をパラフレーズするのではなく、時に転機を記し、呼吸の間合いに潜ませる、まあ、それは説得力と言うのだろうか、現在のわたしが耳にしてしまうのは、鈴虫の鳴き声もあるせいだろうか、ソロとはいえおのれの放った響きに耳をすましながら対話するかのような響きに集中する意識だったりする。クレジットで1・2曲目は富樫雅彦作だと知る、完全即興に居ると聴いていた。3曲目は、もちろんの名曲、フレデリック・ジェフスキー作曲「不屈の民」■、竹田賢一、高橋悠治、チャーリー・ヘイデンの順で聴いたが、この高木元輝で聴く旋律の出現のありようは、乾いた諦念と、
11月07日(土)
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