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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■【告知】いよいよ27日はタダマス13、4年目に突入
夢の中にある中野駅の、南口商店街の路地を深夜、稲岡さんからケータイで指示受けながらライブハウスを探して走っている。ライブハウスにはライブを観にではなく、誰の演奏か不可知な伝説的演奏が詰まったカセット、というのを取りに行かされている。場所がなかなかわからない。住所の番地はいくつですか、目印は何ですか、白楽のビッチェズブリューじゃないんですか、とケータイに向かって困り果てている。それにCDRにしてくれないとおれ聴けないんだから、と言っている。稲岡さんは、三木俊雄オーケストラに連れて行ってあげるから、カセットを受け渡しする時刻が過ぎてきた、耳をすませ、微分音混じりのジャズが聴こえてくるバーがあるはず、早くしろ、と攻めてくる。三木俊雄は神野さんと日程打ち合わせしてますよとっくに、と、息が切れてくる。駅前に戻ってきてしまい、もう、北口じゃないんですか?と北口にまわる。屋台のラーメン屋がフェローシップの新譜を流していて、イントロがいいんですよね、演奏する耳の態度がドローンに焦点あてているでしょ、と言いながらのれんをのぞくと、中は中華料理屋になっていて益子さんと酔いつぶれた後藤さんがいる。後藤さんが壁の古い看板を指さして、そこには苦節72年で自分のラーメン店を開いた主旨の筆文字と老人のイラストが描かれている。あれの意味がわかるかと問われる。ぼくは苦節も修行もしていないですと応じる。始発まで時間あるから、後藤さんをクルマで東京駅まで連れて行かなきゃと益子さんが話しかけてくる。駅のアナウンスが高尾行きの入線を告げる。おれ、クルマ取ってくるね、と、ホームに向かう。出発しない電車に乗り込んで財布と手帳を網棚に置いて、ホームからさっきの看板を見るとイラストの左側の赤い一面の中に文字が浮き彫りになっているのがわかる。ホームに出て、よく見ると読めそうだ。あそこに文字があるよ益子さん!と叫ぶと、電車のドアが閉まって発車してしまう。やばい、財布と手帳。ホームにおいてけぼりをくらって発車した電車を見送って焦っていると、そこに益子さんがクルマに乗ってやってきて、電車を追いかけようと乗せてくれる。たださんのクルマはよく飛ぶようだけど、このあたりではぼくのクルマもそこそこ飛びますよと発進させる。ジェットコースターに乗っている重力の左右がかかって、ぐるぐると空中旋回をする。遠心力で押される肩が痛い。いやいや、おれのクルマはこういうふうには飛ばないんだと叫ぶ。行ってしまった電車に新宿駅で追いつきそうになってたが、クルマがホームに滑り込んだのは電車が出て行った直後だった。駅員のスーツを着たコットンクラブのマネージャーが、たださん東京行きの電車に間違って乗ったでしょう?とニコニコ笑いながら、はい忘れ物、と、財布と手帳を渡してくれる。あー、良かった、生活費助かった、でもどうしておれのだってわかったの?ときくと、日記にあった編集CDR「RAM02」の曲目が書かれていたからよ、と告げられる。益子さんが行きますよと言う。おれはもう空飛ぶクルマは怖いから乗らないと応じると、じゃあ線路を歩いて行きましょうとどんどん飛び跳ねて行ってしまう。とにかく追いかけようと必死にドアを次々に開けると、部屋をたくさん素通りしてゆく。たくさんのマッチョな白人がポーズをとって修行していたり、たくさんのヘビと人間が一体となった生物に睨みつけられたり、とても怖い思いをする。益子さんなんでこんなところばかり知ってるんですか、はやくタダマスの打ち合わせしましょうよ、あ、こないだしたんだっけ、と、益子さんを見失うのが怖くて大声で語りかけながら必死でついていっている。イラストに浮き彫りになった文字を読みたかったなあと思いながら。

04月21日(月)
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