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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■「暗闇から手を伸ばせ / 小沢健二」1993
もともと「イン・コンサート」はLPが出た時点で既に音のひずみが指摘されていた。当時懇意にしていただいていたオーディオファイル某氏は、水平バランスや針先のクリーニングはもとより、針圧だのオーヴァーハングだのインサイドフォースキャンセラーだのを徹底的に調整してもやはりひずむと言っておられた。レコーディング・エンジニアが何らかのミスをしでかして、オリジナルのマスターテープの段階からひずんでしまっているのかもしれないとも。仮にそうだとすれば、そんな音質のアナログ信号をデジタル化する際に、さらに音圧を上げてコンプレッションをかければどうなるかくらい、リマスタリング担当のエンジニアならわかるはずではないか。それとも、まともに音を聴かずにヤッツケ仕事ですませたとか? いくらなんでもそんな横着はしないだろうけれど、それにしても、仕事に対する「愛」が足りないと思わずにはいられない。そんなわけで、くだんの国内盤CD、買ったのはいいが、ほとんど聴かないまま10年が経過した。
一方、Amazonを利用するようになってから、イタリアの某CDメーカーが、2001年に同じ「イン・コンサート」を既にCD化していたことを知った(発売元:Universe Italy / VMD 79358-UV 025 / EAN:8026575025226)。こちらの方はどうだろう? マスターテープの段階ではアナログ音源にはひずみがなく、LPやCD(ただし上記の日本国内盤)に落とすときにエンジニアがチョンボしたというのなら、このイタリア製のCDはまともな音が収録されているかもしれない。買ってみるか? ところが、出品されているのは、中古品でも最低価格が1万数千円するものばかりだ。それだけの金を払って取り寄せて、聴いてみたら結局やっぱりひずんでいたとしたら…。などと考えているうちに、ある日、Amazonにそのイタリア盤が10,000円チョイで出品されているのを発見。
1万円…。
………。
……。
…。
「賭けてみっか」
てなわけで、購入。届いたのはつい一昨日のこと。
結果?
大正解!(^o^)
人間、しぶとく粘っていればたまにはいいこともあるって話ですよ。
04月07日(月)
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