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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■「タダマス7」後記
マラビーもヨーロッパじゅうに出かけてるのね。ルシアン・ヴァンのエネスク・プロジェクトが11月にあるんでフランス公演するみたいだし(マットマネリも他のみんなもね)。これはスウェーデンでの遠征成果。朗々と吹くマラビー。ふと、激しいジョンサーマンがECMにて孤独の旋律を吹き出した変節を想起した。

Extra加藤崇之/ 是安則克 / 山崎比呂志
なんとLast Step To Heaven (加藤崇之)なんて曲を97年に彼らは演っていたのね。不思議と、今回の1・2曲目で聴かれた「空間的な音場の隅々にまで耳をそばだててしまう」感覚を起動させるコンテンポラリーな作品でもあった。


タダマス7開場時には、加藤訓子の『プレイズ・ライヒ」(リン盤)を益子さんがかけていた。いやー、いいサウンドだ。26日には加藤訓子パーカッションリサイタルに出かけるらしい。

おれは前夜に警備員仲間のキムラさんがコテコテデラックスの真髄だとブーガルー・ジョー・ジョーンズやソニー・コックスをかけていて、一緒にグランディスに乗り込んでアイフォンのYou Tubeに耳をそばだてたり、これはオザケンの「暗闇から手を伸ばせ」のリズムセクションの設定にヒントを与えていたもんだと叫んだりしていたので、ノリがコテコテになった身体であった。とても耳がダウンタウンの現代ジャズにフィットできないのではないかと臨んだが、杞憂だった。


(*1)
おいらのジャズとインプロの誤解は、リアルタイム同時演奏しているという感覚である。コンポジションを前提して聴くクラシック的なまたはポップス的な聴き、と、くっきりとセンを引いて二分しているわけでもないグラデュエーションかかっているけど。ヴィトウスの名盤『ユニヴァーサル・シンコペーション』で違和なコリアやマクラフリンの挿入。考えてみればマイルスなんて編集の成果ばりばりだし、マイルスのライブはひどいの多いし。サイマーマンの演奏は編集された成果というかコンポジションである。初恋の「Burned Across The Sky」は一発録りなのかー。アンドラーシュ・シフの演奏にはインプロヴィゼーションが詰まっているし、TPTトリオには譜面に書けないコンポジションが成り立っているし。なんか言葉いじりになってきた。

10月22日(月)
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