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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■ドラえもんが未来に帰る前ののび太は強かった
人は自分の死期を、どのくらい正確に悟ることができるのだろう。
好きだとか嫌いだとかの次元を超えて
私にとって無くてはならない人が、
心身ともにどんどん衰弱していっている。
「親が死んでも、
彼氏が死んでも、
友達が死んでも、
それがどんなにどんなに悲しくても、
それでも私の日常はきっと続いていくけれど、
あなたが死んだら私の日常は止まると思う。
あなたを失う心の準備は、
まだちょっとできないです。」
と言ったら、
「長生きできるように努力はするけど、
ぶっちゃけ、そう永くはないと思う。
楓菜さんの日常が止まらないように
覚悟しといてください。お願いします。」
と返されてしまって、
あの人を失う経験をするくらいなら
私が先に消えてしまいたいのだけれど、それもままならず。
いま、私がそんなことを言っていてどうするのかと。
いま、私があの人を支えられなくてどうするのかと。
09月08日(土)
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