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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■まだ慣れない
自分の存在のどうしようもない違和感から逃げられなかった高校生の頃の感覚が今またよみがえっているのは、連日続く雨のせいなのかと思うと、人間の身体や精神の単純さにはほとほとあきれてしまう。

思えば高校生だったの頃の私は、私の存在を圧倒的に肯定してくれるあの人とまだ出会っていなかったのだから、どれほど不安だっただろうかと思う。

「引きこもり」になれる人も「自殺」できる人も私にとってはその勇気が羨ましいし憧れの対象ですらあるけれど、引きこもりの人は社会で他人と共存することに憧れているかもしれないし、自殺する人は生き続ける勇気がほしかったのかもしれない。どちらにせよ私には社会で生きることしかできない。

いつまでたっても生きていることは、不安で心細くて緊張する。
07月16日(月)
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