ID:73399
羽積風narration
by 汐 楓菜
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■潰れるまで「無理じゃん」と開き直らない
いろんな立場のいろんな姿勢の人たちが、

同じ場所で一つのものに取り組んでいる。

“職場”というのは、本当に不思議で難しくて楽しい。



明らかな間違いは正していけば良いけれど。

たいていは“異なる”というだけで“間違い”ではない。

構成員は個人であって、それぞれがそれぞれで

役職や性別や雇用形態や扶養の有無だけではくくれない。

“傾向”というものは確かにあるが、それだけではない。



そんなこともわからない(わからないフリをしている)

自分の評価のためだけに部下を動かそうとする上司に

当たってしまうと、大変だろうなー。



例えば恋人同士でも、

「どうせ男は女のことなんか理解できるわけがないんだ」

と言い放って、最初から相手の心を引き出そうとする姿勢さえ

見せないとしたら、どうだろう。

「女なんてみんな似たようなもんだろ」

と言って、今までの彼女と同じ扱いをするなら、どうだろう。



仕事ができるだけでは、人の上には立てない。



役職に就いていなくても、

仕事というものは少なからず人を動かすことで成り立っている。



自分の考えと違うあの人は、“間違っている”わけではないのだ。

自分の思い通りにならないあの人は、自分と“異なる”だけなのだ。

今の自分の中には存在しないが故に理解することの出来ない

“別の考え方”を知っている人なのだ。



…まぁ、そんなことは職場に限った話ではないけれど。

そんな単純なことを、テンパってたびたび忘れてしまう。



それでも、そういうことも含めて

やっぱり仕事が好きなんだと思う。
09月12日(金)
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