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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■それでもサヨナラと言えない
目を閉じると包丁を持った母が脳裏に迫ってくるので
なかなか寝付けず。
自分を産んだ人に殺されるというのは、もしかして
とてもキレイな始末の付け方なのかもしれないなぁ。
どうせなら誕生日の前日とかで頼むよ、お母さん。
そしたら私は、ゼロになれるような気がするんだ。
…と、弱ってるときは思うけどさ。
あなたが動けなくなっても、
私はあなたといっしょに住むことはできないよ。
あなたが立ち上がって包丁を握る体力を残す限り、
私はあなたに安心して背中を見せて眠ることができないよ。
06月23日(月)
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