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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■舌打ちの起源
めちゃくちゃ狭い道をチャリで行く途中、同じく前をチャリで走
っていたじぃさんが向かいから来る友達を発見したらしく、そこで
止まって話し始めやがんの。
なにやってんだよこんちくしょうと思って後ろでチリンチリン鳴
らしたら(数十年ぶりの感動の再会って雰囲気でもなかったしな)
私が行こうとしてる方向に避けやがって「いや、そっちに行くんで
すけど」って言ったらば「こっちから通れるやろ」って手でグルッ
と指し示すんだが、「通れるやろ」ってなんやねん。
「なんでこんな狭い道を塞いでるおまえのためにワシが遠回りせ
なあかんのじゃ。歳食っただけで偉いと思うなよジジィ」という言
葉を、不思議なトランスレーターを介して舌打ち一つに変換。チッ。
そんなこんなで今日もお年寄りに親切な汐です。こんにちは。
人ってこうやって大人になってゆくのね…なんかさみしいわ。
いや、マジな話ね。電車とかエレベーターで降りる人を待たずに
ドカドカ乗り込んでくるジジババとかね、多いすよ。「いたわれ」
ってのが無理な話です。
ダーリンと二人して無言で入口へ押し戻したりして、なんてステ
キな理想のカップル♪あなたとの出逢いは運命だったのね(うっと
り)…怖ぇ。
っていうか、なんだろうね。マナーのことは置いといて。
お年寄り本人たちは別に「いたわってくれ」なんて思ってないん
じゃないのかね。“親切”には誰でもされると嬉しいものだろうけ
ど。年寄りだからいたわってくれとか、たぶん思ってないよね。子
供だって子供扱いしてくれとは思ってないようにさ。
障害者も健常者も年寄りも若者も子供も男も女も、困ってるとき
に助けの手があると嬉しい。その程度のことさ、たぶん。
んぁ。せっかくふざけて憎々らしく書き始めたのに、まともに締
めくくっちまったよ。いやぁ、根が真面目な私の性格がそうさせる
のね☆日記って書いてるときに誰も突っ込んでくれないから寂しー
なー。
憎々ついでに書いとくと、「年寄りだから敬え」ってそんな中坊
の先輩後輩レベルのこと思ってるんなら知ったこっちゃないすが。
わたしゃ知ってる人で尊敬できる部分を持ってる人であれば歳に
関係なく敬うしな。よく知らん人やら無駄に歳だけ食ってる人まで
敬うほどお人好しじゃないっすよ。
てな感じで好感度ダウンにあっさり成功。うほほぃ。
どーしよー。正直者過ぎてこの世を上手く渡れない。
舌打ちで思い出したけど、朝の電車で女子高生三人ぐらいが「ど
うして人間ってムカついたときに『チッ』って言うようになったん
だろうねーっ?」って話題を始めて。
私も「(おぉ、そりゃすごい着眼点だ。そういやなんでだろう。
文献ではどのあたりまで遡れるのだろう。日本だけの習慣なんだろ
うか…云々)」といろいろ考えだして続きを楽しみに聴いたらば。
ヤツらは舌打ちの起源についてはとっとと放棄して「ちょっと舌
打ちの練習してみよっか〜」「チッ」「ちっ」と始めました。
…なんだそりゃ。なんでそこで練習しようってなるんだ。おばち
ゃん、やっぱり最近の若いコは理解できないわ。と思ったのでした。
ちっと言う間に一瞬であなたもわたしも不愉快の世界へ誘っちゃ
う魔法のじゅ・も・ん…舌打ち。なんてすばらしい文化なんだ。誰
か起源を教えて。あぁ、ミラクルミラクル(違)。
05月28日(水)
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