ID:73399
羽積風narration
by 汐 楓菜
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■唱え続ける
朝、機嫌良く『Do it! Now』などを歌いながら
駅までの道を歩いていたら、すぐ後ろに人がいて
ちょっと恥ずかしかった。

ラップのところだって、ちゃんとやっていたのに。

*** *** ***

私は文字にすると、嫌なことは封印できる。

その出来事・事実を忘れ去るわけじゃないし
なかったことにできるわけでもないけれど。

なんていうのかなー…

その時に受けたリアルな感覚というのを、
引き出しの奥に仕舞うことができるようになる。
文章にして吐き出してしまうことで。

そうするまでは、いつまでもリアルなまま
心の入り口で燻っているような感じ。

書いた瞬間、他人事になる。
…ちょっと違うか。

とりあえず。
私にとって文章を書くということには、
そういう側面があったりします。
他にもいろんな意味があるけれど。

でも、やっぱり人によって違うみたい。

友達は、文章にするとその事実が再確認されて
リアルによみがえって、いつまでも忘れられなくなる。
だから文章にするのは余計に苦しいと言うし。

きっといろいろなんだろう。

*** *** ***

英国におけるシャム双生児に関する裁判の資料を読んでいた。

あぁ、命ってむずかしいな。

一方の命を助けるための手術を施すと、他方は死ぬ。

誰も悪くなくて・二人共に注がれる親の愛があって
救える命は救いたいという純粋な医者の願いがあって。

そこに政治的・金銭的・民族的思惑などなくて。
先頃の戦争のことでも命については考えたけれど、この話は更に痛かった。

命はみんな同等の価値を持っていて、誰にも等しく生きる権利がある。

そんなことすら、もしかしたらキレイゴトなのかもしれない。

みんな薄々気付いてはいるんだろう。

命を天秤に掛けなければならない事態というのは、確実にあることを。
一方を守って、他方を犠牲にする決断をしなければならないことを。

それでも、それがキレイゴトでも、言える限りは言い続けないと
世の中はますますとんでもない方向へ行ってしまうということを。

「命は平等だ」

言い聞かせるように、私たちは唱え続ける。

*** *** ***

昨日、遊ぶ宣言をしたのに仕事が入ってきてしまった。
世間のGWが開けてからでいいじゃーん(T_T)
04月30日(水)
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