ID:73399
羽積風narration
by 汐 楓菜
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■連帯感の不思議

昨夜のニュースで、

日本にある朝鮮学校やその生徒が
日本人から執拗なイジメやイヤガラセを受けている

…というのを見ました。拉致問題の絡みで。

通学途中も危険だから制服のチョゴリも着られずに、
集団登校してるって。チョゴリ、カッターで裂かれたり。
学校にも「死ね、ゴキブリども」みたいな電話が掛かって。

当然ながら、そこの生徒や教師が
拉致問題を引き起こしたわけじゃなくて。

イヤガラセをしてる人たちが直接、
拉致問題の被害者というわけでもないし。

関係ない人が関係ない人にそんなことをして、どうするんだ。
なんか、意味わかんないし。わけわかんない。

そんな無意味な仲間意識なら、要らないんじゃないの?

帰属意識っていうのかな。私はあんまり無いんだけど。
愛校心・愛社心・愛国心…私はそういうのが、すごく薄い。
だからスポーツの祭典も盛り上がれなかったりするわけで。

まぁ、それはそれでさ
あんまり無さ過ぎるのも問題かも知れないけど。
団結しなくちゃいけないときもあるし。
そこに属す者としての最低限の責任はあるだろうし。

ん〜、でも今回みたいに

“坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”みたいなアホな方向に
発揮するのなら、そんなの要らないんじゃないの?

とか思ったりするわけさ。

“関係ありそうで関係ない人(当事者じゃない人)”を
平気で傷付けることのできる精神。

そういうのがある限り、戦争っていうのもなくならないだろうしね。
…結局そこに行き着くのか、私。

個人意識も、団体意識も、上手く発揮していきたいものです。
難しいけれど。どうせ持つなら、正しい誇りを。


…とね。キレイに終わりたいところですが。

インタビューを受けていた朝鮮学校の教師が

「生徒もみんな『自分の国の人がそんな酷いことをするはずがない』
 と信じていたのに、北朝鮮が拉致を認めたのでショックでした」

などと言っていたのも、私は

「あんたたち個人個人はそんな酷いことしないかもしれないけど、
 自分の国の中にそれをする人がいないかどうかなんて
 全員と面識もないのにわからないことだろう。ばかばかしい」

と冷ややかに思ったことも付け加えておきます。

一見、美しく健気な話なんですけどね。
私はそういう、同じ枠内にいるだけで湧き起こる感情というのは
得体が知れなくて結構恐怖なんです。
03月28日(金)
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