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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■家族って、何?(24時間TV調に)

この日記って、ディープな話とお馬鹿な話が
入れ替わり出てきてると思うんだけど、
読んでくれてる人って どうなんだろう?って思う。

明るい気分で訪れて ディープな日記だと
沈んじゃいそうな気がするし、
ディープな気分で訪れて お馬鹿な日記だと
なんかむかつくような気がするし。

不特定多数に向かって言葉を発するってのは、
なんていうか 怖いよね。
一個人に対してさえ ベストな言葉は出てこないのに。

そんな危険な機会を増やしてまでやってる文筆活動って
いったい何だろうな〜?って、やっぱりときどき思うよ。

話は変わりますが。(やっぱり書くのね(笑))。

街ではちらほらとキレイに和服で着飾った子供達を見るようになって、
そうなるとどうしても思い出してしまう。
七五三は両親の結婚記念日なのです。離婚記念日になりそうだけど。

幼い頃は「『きねんび』って付いてるからには、
なんだかよくわからないけれど おめでたいことなんだろう」
と思っていたので、毎年 私なりにお祝いをしてました。
父と母に何か、お小遣いで買える小さなものを。

そのうち「なんだか、めでたいことでもないらしい」と
感じ取るようになって、やめてしまったけれど。

両親が別居したのは、汐が高校生のときでした。

別居といっても、諸事情で離婚手続きができなかっただけで
その意味合いは 様子見の別居ではなく、離婚でした。

離婚家庭なんて日本にはたっくさんあるし、
もっと幼いうちに親の離婚を経験する人も多くいることぐらい
知っていたから、既に高校生になっている私がこんなことで
取り乱しちゃいけないと思ったような気がします。
こんなよくあることで凹むなんて、カッコワルイ。

その時まで私は「家族」というものについてそんなに深く
考えたことはなかったと思うけれど、漠然と感じていたのは
「同じ屋根の下で暮らす血縁が、家族」でした。

だけど家族会議のようなものは何もなく、その日
私が聞いたのは「別れることになったけど、どっちに付く?」
というセリフで、何故そうなったのかもわからないままでした。

その時 初めて
「あぁ、家族のメインメンバーは その中心となる夫婦であって、
子供は付属物なんだー・・・」という当たり前のことが見えました。

「あの二人の恋愛が終わっただけのことだから、仕方ない。
私は将来、私と好きになった男性の二人で作る家庭を
幸せなものにすればいいんだ。」

本当はその時 初めてそう認識したんだけれど、
ずっと昔からそう思っていて ずっと昔からさほど深く家族とは
関わっていなかったということにしてしまいました。

そういうことにすると、楽だったから。
今思えばだけど、そうしないと受け入れられなかったし
乗り越えられなかったんだろうな。

ところがですよ。

最近になってまた起こった問題で、瞬間的に思ったんです。
「あぁ、本当に私の家族は崩壊してしまった。もう、ダメだ」って。

まだどこかであれが自分の家族だと思っていたことや
まだどうにか繋がっていると思っていたことがわかって、
愕然として 力尽きて 笑えてきました。ばかみたい。

私は何も騙しきれてなかったし、乗り越えられてなかったんだな。
何やってんだろうなー・・・って。

離婚が間違ってるとは、思いません。
不協和音を鳴り響かせながら形だけ一緒に住んでいた頃よりは
明らかに楽に暮らせたし。

どんな形態の家族が正解かも、わかりません。

全ての問題をきちんと処理して進んでいけるとも、思っていません。

やっぱり何もわからないままなのに、更に現実は容赦ないなぁと思いつつ、
やっぱり何の進歩もないごまかし方で自分を生きていくのかな。
私は凄くなんてないから。私のキャパは、とっくに超えてるのになー・・・。
11月05日(火)
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