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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■過去に置き去りの私
過去って、消えないものだなぁ。

覚えていながら許すことなんてできないから、
記憶からスッパリ抜け落ちてほしい。

許す 許さない・・・は、またちょっと違うなぁ。
だって、全ては「仕方がない」。

ただ、折に触れて思い出しては泣くことに疲れるだけで。

責めているから覚えているわけじゃないんだ。

人間はイヤなことから忘れるようにできているなんて、嘘だと思う。

一度壁ができてしまった人からは
どんなに嬉しい言葉をもらっても
以前のように心に染み渡らなくて、それが悲しい。

「へぇ・・・あぁ、そう」と、鼻で笑うもう一人の自分は
どうやって殺せばいいんだ。
09月06日(金)
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