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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■雷は侮れんよ?
昨日の帰りは雷でした。
会社を出たはいいけれど、昔友達が
「目の前でクラスメートに雷が落ちて死んだ」
という話をしていたのを思い出して、
「あ〜、雷、イヤだなぁ」と思いながら、
なんとなく歩き出すのを躊躇していると、
そこを会社の女性が通った。
「どうしたん?傘持ってないの?」「誰か待ってるの?」
「いや、違うねん。雷イヤやな〜と思って・・・」
普段私は何も怖いものが無いような強いキャラクターを
設定しているので、彼女たちをたいそう喜ばせてしまった。
「うわ、意外な一面を見たわ!雷なんか怖いの?」
「ちょっと〜、何をカワイコぶってんのよ〜っ」
いやいや、そんなこと言うけどあんたら、雷は侮れんよ?
私も、雷が落ちて死ぬなんてゴルフ場みたいな特別なところ
だけでの話かと思っていたんだ。
でも、その冒頭の友達がしてくれた話というのは
学校の校庭での話で、そんなにめちゃくちゃ広い場所じゃ
ないじゃない? しかもど真ん中に一人ポツンといた
ってわけでもなかったらしいし。・・・怖いよね。
汐、怖いものはいっぱいありますよ。
大雑把に言えば、自然界と人間の心は怖いですよ。
06月12日(水)
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