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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■「人の分まで○○する」
田口ランディの本を読んだ。『できればムカつかずに生きたい』。
基本的にヒネクレモノなので、流行ってる本を
流行ってる時期に読むのには抵抗があるほうだけど、
この本には本屋さんで呼ばれた。
この本は少し、私の転機になるような気がする。
転機になる人や物との出会いが、ごくたま〜に、ある。ありがたい。
*** *** ***
話は変わって、
「人の分まで○○する」って、いったいなんだろう。
「世の中には食べたくても食べられない人がいるんだから、
残さずに食べなさいっ!」。
もし私が逆に食べられない国の人だったら、どうだろう。
裕福な国の人たちに対して
「私たちは食べられないんだから、おまえたち
食べ物を粗末にしたりするなよ」
と思うだろうか。
「私たちの分まで、ちゃんと食べてくださいっ」
と思うのだろうか。
「生きたくても生きられない人もいるのに、自殺するなんて…」
もし私が病気か何かで死にそうな時に自殺志願者が現れたら、どうだろう。
「ふざけてる!」
と怒るんだろうか。
親や友達には「私の分まで生きてね」
と思いながら死んでいくのだろうか。
どちらも、私はそういう状況にいないのでわからないけれど。
私が頑張って食べたからといって
食べられない人たちが満腹感を得るわけではないし、
逆に私が食べ物を残したからといって
その残した分を貧しい国に持って行くこともできない。
全てのことは他人とは関係無いんじゃないかと思うけれど、
それだけでは割り切れないような気もする。
11月04日(土)
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