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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■お母さんへ
って感覚が急に襲ってきてさぁ。びっくりした。
≪喪失感≫っていう言葉の意味はコレかー!って感じやった。
こんなにショックを受けるとは、正直思ってなかったわ。
≪胸にぽっかり穴が開く≫っていう言葉も、すごいよな。
ほんまに胸の辺りがえぐれたような感覚やったもん。
現実やったんやなぁ。
私らが、親子やったのも。お母さんが、死んだのも。
お母さんの日記帳みたいなん見たけど、私の日記帳と一緒やったわ。
お互いに憎んだり、愛したりしてたわ。
なんか結局、最後までちゃんと分かり合われへんままのところも多かったし
それは残念やったけど、だって違う人間やもんな。そういうことにしとこ。
それでもあんたは私のお母さんやし、私はあんたの子供やから。紛れもなく。
05月13日(土)
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