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かなしいうわさ
by 石井
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■夜走り、レゲエ、マイケル、メタル、ショーケン。
やぁみんなヽ(´ー`)ノ酔ってるよ!






■DUB好きは夜の土手を爆走しながらエロール・トンプソン聴いてぶっ飛ぶべき
シャキッと寒くなってきた。夜走り日和。
冬でも長袖、長ズボン1枚だけで走る。最初は寒いけど、5分も経てば木枯しすら心地よい。
道を往く人たちが分厚い格好で凍えている中をヒョイヒョイすり抜けていくのも楽しいし、
寒さのなかで自分の体の中だけが熱く燃えているのも不思議で面白い。

ランナーズ・ハイってのは確かにある。
まぁ、疲れて頭ボーっとしてるだけの気もするけど、
疲れているけど調子は良くて、耳ん中では爆音で音楽が響いていて、
空にはドヒャーッと星やら月やらでかい雲やらが浮かんでいたりすれば
もうこれ以上はないわ、という位に強烈な多幸感に包まれる。
こともある。苦しいだけのこともあるけどねー。

ということで夜ジョグ、おすすめです。



Trinity ~ Kingston two rock Producer : Errol Thompson & Joe Gibbs Engineer : Errol Thompson










■Joe Gibbs /Reggae Discomix Showcase
そういやこんなん出た。これは良いものです。





Discomixというのは、普通の歌ものレゲエにその曲のダブヴァージョンが続けてくっついて長尺になっているもの。
これがいいんだ。2度美味しい。ダブは元ネタが分かると旨さ倍増するものだ。
話し手の背景を知ってたほうが、話が立体的になってより感動するのとおんなじ。

いいんだけど、Discomixは大抵プレミアついていて高いのなんの、とても手が出ない。
ものによっては12インチのシングルにも拘らず、万越えは当たり前。

Joe Gibbsっていう山師のおっさん、レーベルオーナーがいまして
まぁ名義はギブスでも実際ダブっているのはエロール・トンプソンなわけですが
こいつのレーベルのおいしいディスコミックスがまるごとCDになったわけです。
ダブ〜DeeJay部分も極上ですが、元曲が粒揃い。
RIDING FOR A FALL / GI ME ONE A FI YUH GIRL FRIEND - GEORGE NOOKS & WELTON IRIE とか、とろけ死ねます。












■川崎IMAXでマイケルThis is it
観てきた。浸りました。そして勉強になりました。
エンターテイメントってこういうことか。人を楽しませるってこういうことか。

合間で出てくるマイケルの言動もまたいいんだよ。
完璧主義者だけど、周囲の人間に心からの暖かい言葉をかける、それが結果的に良い作品作りに繋がることをよーく分かってる。
人間としてほんとに誠実で愛らしい。人として好きにならずにはいられないよ。
最後の場面。曲のブレイクで無音になる。
「こうして。じっと黙って。指を鳴らしたりして。客をじらすんだ。僕はこの時間を、じっくり楽しむのさ...」
その時の気持ちよさそうな顔といったら...
そのリラックスした楽しげな顔を、俺は一生忘れられないと思う。

隣に座った、8歳くらいの男の子。
全曲歌って、手の動きも真似して。ポウッ!もバッチリ。
疲れてか興奮してか、途中ハァハァしてた(笑) 終わったあとも思いっきり拍手して。
ちゃんとマイケルの意思は繋がっているんだな。嬉しいね。
坊主、生で観るのには間に合わなかったけど、IMAXで、みんなで観れてよかったね。

評判だから観にきてみましたっぽいおばまさグループ、」べちゃべちゃ喋ってて鬱陶しいなーと始まる前は思ってたんだけど
終わってみればいたく感動したようで終わったとき拍手してた。
確かに、おれの母親に観せても感動すると思う。
映画が終わったあと拍手が起こったのに立ち会ったのは始めて。

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11月13日(金)
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