ID:73064
かなしいうわさ
by 石井
[559351hit]
■渡辺マモル、山川のりを、友部正人、パスカルズ
いやいやここ数日で沢山ライブ観ることができました。やっぱり生はいいね。
まとめて記録しておきます。
12/23(土)
ふたりぼっちのR&Rショー @梅田ムジカジャポニカ
ギターパンダ(山川のりを)/渡辺マモル
初ムジカ。いい具合の狭さ、旨いカレー。
初のりを。パンダの着ぐるみ、エレキギター、シンバル(足でキック)での登場。Deep&Bitesの頃から大好きだったのにライブは初観戦。今まで観てこなかったのが悔やまれる、胸がじんと熱くなるラケンロー・ショーだった。ジョナサンって発音するだけで幸せになれるんだ。俺はジョナサンの物真似だけど、これしかできない。だからこれを精一杯やるんだ。それが俺の音楽なんだ。と...言っていた... 俺が日本でいちばん好きなギタリストによるヘロヘロなギターソロ、感動した、メロメロになりました。
初マモル。激しいアクションをしながら、てっぺんまで張り詰めてうたう姿が滅茶苦茶カッコいい。曲もいい感じに黒くて良い。アンジーの「でくのぼう」のカバーには泣きに泣いた。最後にはのりをと一緒にグレリチ時代の「ぼくの予感はいつも正しい」なんてやられたらこれまた泣くってばよ。
ギターパンダのライブ盤買って帰りましたがこれがまたイイネイイネ。またバンドで来てください!こちらこそイエーイ!
12/24(日)
友部正人 @奈良 天然酵母パン樸木
奈良は法隆寺近く、田んぼのなかにポツンと立つ、天然酵母のパン屋さんにて友部さんによる聖夜のライブ。とてもよかった。友部さんの生の唄は久々だけど、変わらず胸に響いてきた。冬にちなんだ曲をたくさん演ってくれたのも嬉しかった。「おやすみ12月」からはじまり、詩の朗読も3曲(3編?)ほどあった前半も良かったけれど、後半の選曲とテンションには、圧倒され、打ちのめされた。古い曲が微塵も"懐メロ"に聴こえなかった、今ここでうたわれるべき唄を、うたわれるべき唄い方で唄っているから当たり前だ。久しぶりに歌を聴いて泣きそうになった。
ライブ終了後、真っ暗な道をバス停までお客さんのお見送りをした。55歳のお父さんと16歳の息子さんのふたり。「普段は息子とも仲悪いんですけど、息子が友部さんの新作を気にいったので一緒に来てみたんですね」「友部さんのライブ観るのは久しぶりでしたが、ほんとうによかった。昔よりも今のほうがいいですね、すごい、どんどん成長しているんだからボクも負けていられないと思いましたよ」「ここからこうしてあの店の光を見ていると、なんだかビッグ・ピンク(ザ・バンドがディランとファーストを作り上げた隠れ家)みたいですねえ、奈良のビッグ・ピンクですねえ」「どうだったお前は?」「すごくよかった、なんかじーんときた」「そうかそうか!」
なんだか友部さんの「愛について」みたいだ。ふたりとも今日のことは死ぬまで忘れないね、最高のイブだったね(´ー`)
その後、"奈良のビッグピンク"にひとり戻り、打ち上げを兼ねたパーティーに参加。メシがうまいうまい(´π`)旨すぎて、うっとり。
友部さん、ユミさんともたくさんお話できてよかった。「おおきな木」のシルヴァスタインはレコードも出してる。つまらないけれどね。 とか 「ニレはELM」のお茶は日本でも買えると思う。"コフ茶"(だったと思う、失念...)っていうお茶。でも咳には南天のど飴が一番効くよ。 とか...
ユミさん(友部さんの奥さんでマネージャー)の話は、面白すぎて面白すぎて、ここにはとても書けません! 面白いだけじゃなくて今後の物事への考え方にも大きく影響を与えるような話をたくさんしてもらった。ユミさん最高。
ケンゴーさんお疲れ様でした。クリサブさん、峰さんとも始めてお会いできたし、ほんとに愉しいクリスマスだったな。
12/28(木)
パスカルズ @吉祥寺スターパインズカフェ
[5]続きを読む
12月29日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る