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かなしいうわさ
by 石井
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■フジロック感想文 (その2)
7/31(土)
朝5時に無理矢理起きて、風呂。地下にある公共風呂がラブホテルの風呂みたいな狭いとこで、おっちゃんと二人で背中くっつきそうになりながら風呂に入り、わびしい気持ちに。バスクリン臭くなりながら、カプセルホテルをあとにして、朝6時の苗場行き始発の新幹線に乗り込む。フジロックの客らしき人もちらほらいる。通路を挟んだ席に座っている女子2人がもろにフジ客ぽいので話しかけたら、登山客ですとのこと。えーバッドブレインズのTシャツを着て登山ですかセンス良いですねぇ。あ、関わりあいたくないと思って嘘をつかれたのかな!今気がついたよ!でも湯沢で降りなかったから。そんなことないよきっと。
湯沢に8時前に到着。まだ早いから駅にある公共の風呂に今年こそ入っちゃおうかなと思ったが会場で待つ友人の事を思い出し諦める。シャトルバス乗り場へ。シャトルバスを運営している人は地元の人ばかりらしく、ロックらしさ皆無でよい感じ。「おはようございまーす!」と元気に挨拶をしてくれる、「おはようございまーす!」と返してバスに乗り込む。この時間にシャトルバスに乗る人は独りフジロッカーさん達が多いのか、車中は終始妙な沈黙。途中、見事な虹のアーチが出ていて、バスがまさにその下を潜り抜けて行くという素晴らしいシチュエーションが。「こりゃ写真撮らないと」と思ってカバン探すがデジカメ持ってくるのを忘れてたことが発覚。よってこの感想文にも写真は一切ございません。ごめんなさい。
40分くらいかけて会場に到着。山の上からテントサイトのカラフルなテント群が見えてくるとなんだか「おぉ....」という気分になった。いまいち盛り上がらなかった気持ちがぐいっと持ち上がった瞬間。他の人達も同じように思ったのか、「声」というには小さすぎる「おぉ....」というため息のような声のような音が車内に満ちた。静かな静かな連帯感。
おおすばらしきなかまたちよヽ(´ー`)ノ
こういうのフジ行ったことない人は気持ち悪いと思うでしょうか。でしょうね。
バスはするするとゲートに到着。いろいろあったけど来れたなぁと感慨もひとしお。
ああ、雨が降っている
初日から参加で車中泊の仲間に電話すると、まだ車にいるというのでそのまま車へ。すごく会場から近い良い位置だった。流石に岩盤に先行発売で並んだだけある。感謝。友人2人と再会。東京の友人たちには下手すると毎年このフジロックでしか逢えなかったりする、たぶん2人とも1年ぶり。フジが同窓会みたいになっている。コーヒー淹れて飲んだり。昨日はピクシーズが楽しかったですか、そうですか。「ディベイサー」のイントロを忘れていてキム姉に怒られたりしましたか。ふーん。う、羨ましい。
んでゲートへ。取り敢えずカレーを腹に詰め込む。学食のカレーみたいな、まずくて、縁日とか野外で食うと格別に旨いカレー。うん、まずうまい。オッケーオッケー。飯も喰って顔も洗って歯も磨いて、タープもって会場へ。いつものとおり、グリーンステージ奥のA Seed Japanがペットボトル積んでるとこの近くに陣取る。3日間通し券のせいか、やっぱり全体的に空いている感じがする。雨降ってるからみんな午後から出てくるのかな?
雨に降られながらタープ設営。皆手馴れたものでスイスイ設営。まー全員ほぼ皆勤だしねえ。慣れもするよ。雨降って寒い中、ビール買ってきて無理矢理乾杯。寒いけど、うまいなあ。実にうまい。グリーン最初のJamaica All Starsのリハを聴きながら飲む。この人達が結局誰だか分からなかったんだけど、中々ブリブリと良いベース音を響かせていて好感触だ、観よう。
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08月04日(水)
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