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かなしいうわさ
by 石井
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■219 井上敬三 /passionate age


・井上敬三 /passionate age

御年78歳のサックス奏者、井上敬三さんのライブ。
でっかい! なんてでっかい音楽なんだ。
こんなにでっかい音楽をフリージャズなんて言葉で括ってしまうのはもったいないな。
敬三さんのサックスの音色は外へ外へと溢れ出していくみたい。
ここからここまでが俺の音、という枠がまるでない。
だから即興演奏もひとりよがりじゃなくて他を包み込むでっかさがあるんだな。
錚々たるメンバーも白熱の演奏で応えているけど、
なんといっても最後の独奏「スターダスト」が格別。
CDのオビに「生きているって、凄くいいことだ。」と書いてある。
そうだね。



・ライナーより転載
> 若い日に陸軍軍楽隊で音楽の基礎を勉んだ後、戦後は広島の音楽大学で教鞭をとりながら、
> より新しい音楽を志向して、独りで研鑽に励んでいた。
> 中央ジャズ界から離れた土地柄ゆえ、その道では語り合う友も持てなかった。
> 深夜、自宅でフリージャズのレコードをかけて、スピーカーから流れ出る音を競演相手として
> サックスを吹いていた。
  〜中略〜
> 1976年、53歳の井上は、遂に東京で演奏する機会を得た。
> それは大きな話題となって、たちまちジャズ界全体に広がった。
> そして数年後には、アメリカ、ヨーロッパのフリージャズシーンにもその名を知られる存在になっていった。
53歳過ぎてデビューってブルーズメンみたいっすね

公式サイト?
 my favorite pictureに敬三さんの写真あり。格好エエ!
クラリネットを分解し、その途中過程でも演奏を続け、そして今度は組立ながらその途中途中で演奏!
 おちゃめさん(´ー`)
灰野敬二と一緒に演ったりもしていたんだね。



【今日曲】
 井上敬三 /サンバッパ




11月14日(金)
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