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かなしいうわさ
by 石井
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■465 フジ05感想文 その1
100sをちょっと覗きにいったら、今までのオレンジコートでは有り得ない位の人だかり。嫌気が差してホワイトでdachamboを観る。あーはいはい、ジャムバンドだねー、曲がつまらないくせに煩えよ。ジャムるならもっとファンクさせてくれよ。黒人のノリにしろみたいな難しい事じゃなくて、あるだろお前らなりのファンクってもんが。アヴァロン奥地の山奥でビール飲んで休憩。




さて、俺的今年のハイライトのひとつ、Chirs Murray Combo。直前に買ったスラッカーズとのアルバム「Slackness」というアルバムが素ん晴しかったので滅茶苦茶期待しているのだ。(だって一曲目がクラッシュの「Janie Jones」だぜ。)
さぁ始まるぜって時にギャズが出てきてバンドの紹介。「俺が世界で一番好きな、最高のワンマン・スカ・バンドだぜ、クリス・マァァァァァァァァレィッ!!」イエー。つうか出演もしないお前が何故ここにいるよ馬鹿。愛してるぜ。(´ー`)
ライブ開始。うわー普通のにいちゃんだ。佇まいだけじゃなくて、声にもなんらスペシャルなものが無え。なのにクソ格好良い!周りの皆もパッカパッカ踊ってる。楽しくて死にそう。俺音楽好きで良かったよ。

普通のにいちゃんなのに素晴らしい理由。まず、曲がすごく良い。んきゃんきゃと軽いスカにしてはあるけど、実は王道レゲエなグッド・メロディ。ボブ・マーリーがオリジナルとして歌っていてもなにも違和感が無い位。そして単純なスカのリズムでも飽きさせない、よく練られた曲構成。下手にホーンがたくさんいるスカバンドは、長時間聴いているとワンパターンになってダレたりする。こいつらは、少ないメンバーなのを逆手に取ったアレンジと演奏で、全くダレさせない。このバンドは3ピースだから、リードを取る楽器がないのね。ギターはスチャスチャとカッティングを常にしていないといけないし。リードを取れる「楽器」は「声」のみ。その声を上手く使っている。間奏を絶妙なハーモニーでピシ、ピシッと埋めていく。またそのハーモニーがハンドメイド感があって楽しいんだ。 そして達者なドラムのオカズが絶妙な間合いでパカンパカンポカンボカンと入り、ブイブイと低音部分をよく動くベースが下をがっちり支えるんだ。凄い。ギャズの紹介は嘘じゃなかった!







感動に打ちひしがれながら沖縄そば。沖縄そばって沖縄以外で喰ってもあんまり旨くないんだけど、フジで喰うとなんだか旨い。オリオンビールも飲んじゃえ。ああっ、そういえばこの裏でスカ・クバーノやってるんだよな。ダッシュでアヴァロンへ。Ska Cubano ああ、メンバー紹介してる。もう終わりか。それにしてもパーカッションが凄い。本当にラテンのリズムでスカやってやがる、格好良いわ。んで「ジャンゴオオオオオッ」とか煽られたらそりゃ燃えるって。
この日本人のねえさんは昔トロージャンズが出た時にもサックスで参加していたな。有名な人なのだろうか。

3歳くらいの可愛らしい女の子がダンサーとして参加してて、パカパカ良く踊っててさ。ピースな雰囲気に一役買ってた。

くそう、最高だな、ちゃんと観たかったよ( ´Д`)
何故クリス・マーレィとスカ・クバーノをわざわざ被せるのかなぁ。客被るでしょうに。何故かフジではこういうことが良くある。ツボをついたブッキングをするくせに、同じ時間帯にしたり...






サンボマスターがぎゃーぎゃー騒いでいるのがこちらにも聞こえる。しかし混み過ぎなのが遠目にも判る。観たかったけど人がいっぱいなのに嫌気が指し、アヴァロンの丘でNGOの出店とか見て時間を潰す。新潟の震災についての展示を見て心痛めたりした後、大麻ビール(別にガンジャの成分が入っている訳ではない)を飲んで休憩していると、すぐ横から聴き覚えのある歌声が。あ、ギャズ。友達に向かってトラッドソングっぽい歌唄ってる。「ハンニャカ、ホンニャカ、ムニャムヤ、カンパーイ!」おい自作かよ(;´Д`)なんなのあんたは馬鹿。最高。

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08月06日(土)
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