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かなしいうわさ
by 石井
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■464.5 フジ05感想文 その3
疲れていたので、そのまま休憩のつもりで期待せずにBeach Boys を観る。
うーわーバンドがへったくそ。聴いてらんねえや、と思ったのは最初の曲だけ。2曲目からちゃんとコーラス付けはじめたらアラ凄い。いつもCDや街角のBGMで聴くあのビーチボーイズになってしまった。舐めていた俺が馬鹿だった。一級品のエンターテイメントだ。ベスト盤のような選曲(ブライアン主導のペットサウンズ時代からもやっていた)で、老楽男女みんなニコニコ踊ってた。今までへとりと座ったり寝たりしていた人たちが一斉に立ち上がり、思い思いに踊っていた。ソウルフラワーのライブでの踊りも、ビーチボーイズの懐メロ大会での踊りも、どちらもただただ楽しいという事から自然に起こった踊りだ。こういう、人が回りの目を気にせずひたむきに体を動かす姿を見るのが俺は大好きだ。
手前にいた家族連れが、子供もお母さんもじいちゃんもみんなでシャボン玉吹きながら踊っててよう。
写ってないけど、じいちゃんばあちゃんっぽい人もいたから、たぶん家族3代揃い踏み。
もうなんだか泣きそうになったよ。
YOU-Zたちと別れて、Beach Boysの「サマータイムブルース」を横耳にしつつ、昨日観てサイコーだったヨンダーマウンテンを観る為にひとり奥地へ向かう。向かう途中にあるキッズランドで、Wさん一家を発見。ご無沙汰でーす、あーお子さん大きくなりましたねえ! お子さん@2歳がビニールプールに入っているのでバシャバシャとじゃれていたら、水が顔にかかっちゃって泣かせちゃった。なんとかなだめようとする、が、なだまらない。そのまま去る。ごめんよWさん(;´Д`)
走って走ってYonder Mountain String Band
丁度始まるところ。
小雨降る中、皆ドヒャドヒャ盛り上がる。国内盤のCDすら出ていないような、マニアックなブルーグラスファンじゃないと存在を知らないバンドでも、音さえ良ければ盛り上がる。
メロディは人懐っこく、サビでの見事なコーラスは田舎くさい。でもどの曲もこの曲もチャキチャキと踊れるツボを押さえている。Shake it ヽ(´ー`)ノShake it そしてどの曲も一番のサビが終わったあたりから、マンドリンやらバンジョーやらをテレテレテレテレテレと激テクで早弾きして、ワシワシとヒートアップする。これが滅茶苦茶トランシーなんだ。ソロが終わって、そのままのテンションで再び歌へ突入して突っ走る。2番のサビは1番より荒げて歌ったりして、なーんだよおっさん達パンクじゃんかよ。格好エエ。きんもち良くて我を忘れて踊る。いいなあ楽しいなあ。楽しくて死にそうだ。前にいた外国人のおっさんが手にもったビールをバンバン振り回して俺にかかりまくり!我を忘れ過ぎだよおっさん!まあOKOK!いっそ頭からかけてくれ!
楽しく踊って、あっという間に終演。いや最高だった。こんなヘンなバンドを呼んじゃうのがフジの凄いところだ。フジでこうして観なければ一生知らなかったと思う。ここまでのフジベストアクト。
ここでマサ子さんとその友達と合流。一年振りで盛り上がる。一緒にビールで乾杯。タイラーメン喰う。グリーンカレーとピザ食う。うまし。でも喰いすぎ。
マサ子さん達がお目当てということでラブサイケデリコを観た。イカモノだなぁ。音は結構良いんだが、巻き舌で英語の歌を歌ってんのがいかん。洋楽がダイスキで仕方ないって感じで微笑ましいかなぁ?と寛容な気持ちになろうともしたけど「Like a Rolling Stone」のカバーを演ってこれまた酷いなー。
なんて思っていると、マサ子さんの連れが体調が悪そう。医務室に連れていく。マサ子さんは対処を俺に任せてそのままラブサイケで踊っていた。このヒトデナス(´ー`) 医務室でその子に体調を聞くと、下戸なのに調子乗って飲んじゃって気持ち悪くなったとのこと。大丈夫そうなのでライブへ戻る。
そのままホワイトステージでSouliveを観る。
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08月04日(木)
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