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by k
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■GRAPEVINE tour 2011@新木場コースト
強風、雨対策をしてお出掛けください
という天気予報。
新木場だよ?ただでさえ風強いのよーおいおい。

まあ、一時的に雨風がとんでもない時もあったけど
穏やかな時間もありバインさん晴れバンド説はなんとか。
船橋方面でのどかな家族連れを眺めながら
結果かなり慌ただしくどうにか新木場。
はふー。もう少しゆとり持つべきでした。

お腹すいているのにビールぐいぐい。へらへら。
フロアぎゅうぎゅうでしたね。お客さんいっぱい。
最終日っぽい本日。湿気がすごいよー

みなさんの物語はまだ続いています
と、先日と同じ台詞を前置きしてから静かにスタート
選曲はほぼ渋谷と同じ。
噛みしめる。味わう。
冥王星で結構へらへらする。だってたのしい。
おそれから11月への流れにも痺れる。静かだ。

ダンスは、止まった瞬間で魅せる
と言ったのはどこかのスターだったっけ
ライブも、無音の瞬間に魅せる部分があると思う。
前の曲の余韻と、次の音への期待が入り混じる緊張感。

411のジャムセッションよかったー。時間忘れる。
夏の逆襲から一気に高まるエンディングへの温度
暗く深くSanctuaryからGRAVEYARDへの繋がりも圧巻だったけど
やっぱり初見のインパクトには敵わないのかなあ
と薄っすら感じてたら一番イイところで詞飛ばし。あちゃあ!
んもー!って久しぶりにもどかしくなっちゃったね。

でも今日のハイライトはアンコールかな。
ニアラズから、まさかまさかの白日!ひゃー
この湿気具合によく合う白日。ああ懐かシングル。
モウチョットキキタイカネー!で、CORE
これまたどっぷり。あの爆音に覆われる心地なんとも言えず。
ラスト金戸さんが前に出てきてっソロをっ
相当な距離を以てしても直視できない眩さ。えろい。

もう少し聴いてくださいね、そしてhere
これはイントロで、うええって低い声出しちゃった意外さ。
でもすぐに気付く。この曲の持つ意味。

 壊れても手を差し伸べるわけもなく

を、手を差し伸べる人は いる
と変えて歌い始めたのは何年も前だけれど
今になって余計に染みるというか
違う景色が見えるようになったなあ。

繋がろうとか助けあおうとかを言葉で言うよりも
曲の中にこめて伝えるところが、彼らのやり方
それが本物の音楽のチカラだなと思う。
今の状況になって、なにか持ち上げるんじゃなく
今まで歩いてきた築きあげてきたものの中にこそ答えはある。
答え、というかヒントというか。

最後に1曲、と言って超える。
これはもう。
前のツアーでも思ってたけど、とても光のある曲
眩しくて圧倒的で、手足にすごくチカラが入ってしまう
しっかり踏んばっていないと受け止めきれない曲。
終演しても長く長く拍手が続いていた。
ダブルアンコールせずに一度で5曲もやってくれた
これも節電の一環なのかもなあ。

ストレンジランドを歩いてきたツアー
異郷の風景も少し覗けた気持ち
ただ、そこは逃げ込めるような場所ではなく
やっぱり目の前にあるのは現実の景色で
私はここで、いつものように思い知らされたんだった。
この日常を。生きている場所を。人を。

しかしまた計り知れなくなった彼らの底力
ツアーは札幌と東北の振替公演を残している。
まだまだ各地へ、ありのままの日常を届けてきてください。

どうか達者で。

<GRAPEVINE tour 2011@新木場コースト>
1.Silverado
2.This town
3.Suffer The Child
4.ミランダ(Miranda warning)
5.ピカロ
6.インダストリアル
7.冥王星
8.おそれ
9.Dry November
10.411
11.風の歌
12.夏の逆襲
13.ランチェロ'58
14.Neo Burlesque
15.Virus
16.Sancutuary
17.GRAVEYARD
18.真昼の子供たち

E1.R&Rニアラズ
E2.白日
E3.CORE
E4.here
E5.超える
04月23日(土)
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