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by k
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■GQ06ラストライブ@原宿アストロホール
20050325
朝8時に起きて慌ててスーツに着替える。
空は青く晴れている。
しかし、冬の陽気が戻ると天気予報が言った通り
すこし肌寒い風が身体に強く巻きついた。
向かった先の武道館は
色とりどりの着物を着た女の子たちの巣だった。
平成16年度の卒業式。
式を1時間半ほどで終え、次は学部の校舎へ。
ここもやっぱり着物女子の巣。
卒業の証書をもらい受ける。
写真いっぱい撮って、
いろいろ後ろ髪引かれつつ、17時に学校を出る。
帰宅して荷物を置き、着替え。
原宿へ。
向かいながら、
なんでライブ行くだけでこんながんばらなくちゃいけないかな
ってだんだんイヤになりつつも
19時をすこし過ぎたところでアストロホール着。
いつもの顔に加え、懐かしい顔がたくさんいた。
嬉しくて話してたらあっという間に30分経ってた。
45分ごろ開演。
客電が落ちてメンバーが出てくると
みんなが叫び声をあげる。
いつの間にかフロアもいっぱいになっていたのだ。
私もたまらず大声をあげる。
「北風ステップ」からライブスタート。
5人で作った『5LEAVES』からの曲、
最近のライブではいつもやってた。
けど、遠くから来た懐かしい顔たちには
新鮮だったのかもしれない。5人だけの曲。
「ネジマガッタ!」で
みんなここぞとばかりに暴れまくる。
跳ねてぶつかりあって、
いきなり鼻に誰かの腕が当たって、痛いよ!
鼻血でたらどうすんだよ!
楽しい。ネジマガるのは最高に楽しい。
11月以来のライブ。
ステージ上のメンバーも息切れが早い。
「2つ目の純粋」「スローカーブ」
こんな早いタイミングで聴くと思ってなかった。
最後なんだ、って頭ではわかってるけど
あまりにも実感がなくて
どういう気持ちで聴いてて良いかわからなかった。
いつもみたいに、いやいつも以上に懸命な演奏を聴いても
いつもみたいに体が動かなかった。
ただただ胸が詰まった。
なんだこれは。
「俺たちは今5人だけど、ほんとは6人でした
今日は最後だから特別にゲストを呼んでいます」
PGさんがそう言って呼び込んで現れたのは
去年の2月に脱退したEijiroさんだった。
前より少しふっくらしてたけど
見慣れたダボダボの服装で、前歯の欠けた笑顔。
みんなが歓声をあげてむかえる。
正直、Eijiroさんがゲストに来ることは知ってた。
どうかと思った。
どんな理由であれ一度バンドを去ったメンバーを
解散ライブの場に呼んで一緒にやるなんて。
短い間だったけど5人でがんばって
5人で『5LEAVES』リリースしてきたんじゃないか。
その中にEijiroさんが戻ってこれるのか
最後に6人になる意味があるのか
それで今の姿だって言えるのか
モヤモヤした気持ちだけがたまっていた。
5人で良いよ、
いつものことだけで良い、特別は要らない。
Eijiroさんが出てきて
最初に鳴った曲は「夏猫の掟」だった。
頭にその曲名が浮かぶその瞬間に泣いてしまっていた。
そしてみんなと一緒に跳ねてた。
夏猫は、GQの音源の中でも一番最初の曲で
ライブでも1曲目にやるのが定番だった。
5人になってからは一度もやることがなかった。
この曲はEijiroさんの歌がないと絶対に成立しないから。
涙ふいたらもう笑ってた。
楽しくて。
「もっと踊るぞー!」
ってEijiroさんは、まるでブランクなんかなかった勢い。
疲れるてるのバレバレなのに
でも歌詞はちゃんと忘れてなくて
むしろPGさんの方が歌詞間違い多かったくらい。
2人の曲中のベストコンビぶりと
MC中の噛み合わなさぶりのギャップが懐かしい。
一人増えて6人になるだけで
あんなにもステージがいっぱいになるのか。
初めて5人のライブを見たときに
とてつもない空白を感じたときと逆の衝撃。
「10年くらいこのバンドをやってきて
本当にこんなに長くやってくるとは思っていませんでした。
いろいろな人に恵まれてきたことに感謝しています」
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03月25日(金)
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