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「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー
by L.A.S.Ponder
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■1876年9月15日 ブルーノ・ワルター誕生
1995年(平成7年)9月15日
渡辺 美智雄
膵臓癌で歿、72歳。
栃木県初の総理誕生を
期待されたが
厚生大臣就任当時
「健康に良い」と言っていた
タバコの吸いすぎのためか
無念の癌死。
以下Wikipediaなどによると
1923年(大正12年)7月28日
副総理、蔵相、外相などいくつもの大臣職を歴任。
栃木県大田原市出身。
「ミッチー」の愛称で親しまれた。
「ミッチー節」
栃木弁丸出しの歯に衣着せぬ話術でマスコミに積極的に登場し
お茶の間の人気を得た。
名言集と度々の舌禍事件
野党の政策論への支持を
「毛針にかかるようなもの」
と何度も揶揄。
「日本人は真面目に借金を返すが、
アメリカには黒人やヒスパニックなんかがいて、
破産しても明日から金返さなくても良い
アッケラカのカーだ」
「中華人民共和国には
穴を掘って住んでいる人がいる」
「日教組には
頭がおかしい先生がたくさんいる」
「金持ちを追い出すような僻み根性では
国はダメになる」
「いいことばかり言う人に投票する有権者は
知能指数に問題がある」
etc.etc...
中でも傑作は
「新党ブームで強姦、強盗が多発する」
後年、地盤、鞄、看板の
三種の神器を引き継いだ
長男の渡辺キミ氏が
「おんなの党代表」になって
犯罪が激増したかもしれないことを
予言しました。
1993年から1994年にかけて民間療法として
「野菜スープ健康法」がブームとなり、
当時既に体調がすぐれなかった渡辺もこれを実践。
同健康法の提唱者立石和の著書
『「元祖」野菜スープ強健法 ガン細胞も3日で消えた!? 』
(徳間書店 1994年3月 ISBN 4198600856)に
評論家草柳大蔵・漫画家赤塚不二夫・
プロ野球監督星野仙一夫人星野扶沙子らとともに登場し、
「効果があった」「体調が良くなった」と語った。
ところが1994年6月16日、
立石和が医師の免許を持たずに診療行為を行い、
また許可なく医薬品を販売したとして、
医師法違反(無免許医業)と
薬事法違反(無許可薬品販売)の疑いで逮捕される
という事件が発生した。
立石は渡辺・草柳らを勝手に広告塔にし
違法行為を行っていたことが明らかとなった。
立石の「野菜スープ健康法」は
テレビ番組でも取り上げられていたほか、
立石の著書も18万5千部を超える売上があり影響が大きく、
被害者も全国に広がり、数千人に及んだ。
立石が考案した野菜スープ自体は
健康にマイナスの影響はなく、
健康被害はなかったが、
立石が宣伝していた
「リウマチに効く」「末期ガンが治る」等の薬効は
全く根拠のないものであった。
渡辺も被害者となったわけであるが、
「国会議員が怪しげな人物に関わるとは軽率」
との批判も受けた。
そして翌年渡辺は死去。
ブームに踊らされ、
根拠のない民間療法にすがるという
大物政治家らしい行動も
ミッチーらしい最後でしたか。
☆鳴けばエサ出すよう犬に躾けられ 愛知 舞蹴釈尊
イヌが主人でヒトは奉仕者
禁欲の末の長寿で楽しいか 糸島 摘んでご卵
だからバランス大事でしゅ
ソバージュを押さえつけたい映画館 北九州 お鶴
映画は一人で観るものさ
夫からのメールはいつも「今、どこや」 京田辺 茶ップリン
どこでもいいじゃんメール無視
雨漏りをウチでは水琴窟と呼ぶ 奈良 しば餡こ
音楽に聞こえりゃ楽し雨漏りも
詐欺被害国の防衛費と同じ 東京 加木九毛子
どちらもえらい無駄遣い
表札のない家増えて不安な世 東京 麻子
表札が消えて犯罪増加する
飛車取られもうこれまでと投了す 米沢 ア北斎
王手飛車取り飛車逃げる
ついでにと手相始めたネイルサロン 久喜 青毛のアン
暇人同士で御苦労さん
お試しの7日で効けばあと売れぬ 大阪 佐伯弘史
七日だませばいつまでも
早起き会帰りぐっすりお昼まで 寝屋川 きよつぐ
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09月15日(土)
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