ID:71672
「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー
by L.A.S.Ponder
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■「第九」 レニングラード国立歌劇場管弦楽団 オーチャードホール
合唱: The Metropolitan Chorus of Tokyo
合唱指揮: 松下 耕
ソリスト:
  リトケ(ソプラノ)
  ピンチューク(アルト)
  カルポフ(テノール)
  マトヴェーエフ(バス)
ベートーヴェン
レオノーレ序曲第3番
交響曲第9番「合唱付き」 ニ短調 op.125
http://www.koransha.com/orch_chamber/daiku2010/index.html

ほんとに響きの良い
歌い易いホールでしゅ。

目の前に自分声が聞こえ
さらに3階席最後方で跳ね返った
自分の声がミックスされ
何ともいい気分でしゅ。

起立も例によって
バリトン独唱者が立ち上った
次の小節の3拍目で
整然と一斉起立。

ばらばら、よたよた、のそのそと立ち上がる
中高年中心の合唱団とは
えらい違いでしゅ。

客席は空席が目立つものの
9割前後の入りでしょうか。

バリトン独唱が始まると
あとは一瀉千里。

怒濤のプレスティッシモへ突入。

松下耕先生がおっしゃるように
クリスマス・スペシャルのお客様と
第九のみのお客様では
客層が異なるようでしゅ。

クリスマス・スペシャルは祝祭的で
幕の内弁当のようでしゅが
第九専科はストイックで
すき焼き定食のようでしゅ。

終演後は盛大な拍手の嵐。

オケが引き上げ
合唱団の退場が始まると
さらに大きな拍手が・・・

合唱団関係のお客様はごく一部でしょうに
すごい拍手でしゅ。

ありがたいことでしゅ。

枯れ木も山の賑わい
で加えていただいている
Nandatte Cantabileも
すごくうれしいでしゅ。

こんな超ハイレベルの合唱団員の皆さんと
ご一緒させていただくのは
1980年代終盤の
第九仕事で東京混声合唱団や
東京オペラシンガーズの合唱の
水増しに参加した時以来でしゅ。

今年はギャラはおろか
交通費も出ませんでしたが
(去年はちょっぴり出たし
東京オペラシンガーズの手伝いの時は
練習に対しても手当と交通費が出ました)
満足でしゅ。

着替えると
急いでBunkamuraを後にし
東急百貨店東横店の美術画廊に寄りもせず
上野まで山手線で行き
東北本線各駅停車自由席に乗り換えて
無事帰宅。

12月29日(水)
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