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えすぱっ子
by ひかる。
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■Jユース杯 決勝トーナメント 展望
清水エスパルスユース
予選リーグDグループ2位、10年連続10回目(決勝トーナメント進出)[静岡県] 監督・行徳 浩二
主将山本真希のトップ合流。今期前半戦はそれに尽きる。彼が不在のプリンスリーグで苦戦の続いたが故に、彼が戻ってきた試合でも山本依存体質を改めることができず、結果、プリンスリーグ発足3年目にして、初めて高円宮杯出場を逃した。クラブ選手権は東海大会優勝で2年ぶりの出場を決めたが、全国大会は過密日程を憂慮して山本抜きを決定。暗雲が立ちこめた。
だが、大会では試合を積み重ねる度に若いチームが成長、その後二冠を達成することになるヴェルディに延長残り5分で追いつかれ、PK戦で敗れたものの、大きな自信をつかんだ。その後の国体に参加した石垣・佐野克は、高体連選手と揉まれる中で闘争心を習得、直前に落選した長沢も3戦目の京都 (A) 戦以降、6試合連発9得点と名実ともにエースへ成長した。クラブ選手権準優勝の横浜FMとは、共に1−2で惜敗したが、グループ2位で決勝トーナメント進出。正式にプロ契約した山本から自立し、石垣を主将に頂点を目指す。
■選手名簿
別記参照方
■主力選手 ◇…U-17日本代表、○…静岡県国体少年選抜、#…二種登録
02:石垣 勝矢 (3年) DF 183cm/70kg 720分出場3得点 ○
主将。県選抜で今年、大きく成長。空中戦の強さはそのままに、質の高いキックで起点にもなる。
16:山崎 晃太 (2年) GK 180cm/63kg 720分出場 #
怪我などで不在の前田に代わる。ぎこちなさは残るが、身体的成長に伴い、プレー内容が本格化。
03:佐野 克彦 (2年) DF 181cm/65kg 703分出場2得点 ◇○
長身・俊足・知性・左足ロングキックと元来から備える高い資質が、県選抜を経て自覚を増した。
17:小泉 慶治 (2年) MF 168cm/58kg 596分出場
敏捷性に優れ、高速切返しと正確なクロスで果敢に挑む。今年、切込役を一手に担う貴重な存在。
18:渥美 直人 (2年) DF 166cm/57kg 579分出場
4バック移行に伴って、先発に定着。小柄だが運動能力に優れ、攻守にアップダウンを繰り返す。
04:桑原 卓哉 (2年) DF 174cm/65kg 571分出場2得点
1年来のレギュラー。調整性能に長け、緻密なキックと交錯しても怯まぬ体位バランスを有する。
05:高野 美臣 (3年) MF 171cm/65kg 565分出場2得点
今年DFからCHにコンバート。DF由来の激しい1対1で奪い、正確なクサビを前線に入れる。
11:長沢 駿 (2年) FW 189cm/72kg 556分出場9得点 ◇
クラ選以降、自信をつけて覚醒。展開の大きいポストで起点になり、ゴール前では冷静さがある。
13:柴田 和也 (3年) MF 165cm/60kg 537分出場1得点
退場と2度の出場停止以外はフル出場。精力的にボールを拾い集め、堅実に繋ぐ今年のキーマン。
20:町田 朋弥 (2年) FW 175cm/63kg 437分出場3得点
大会後半、長沢との抜群の相性で定位置を掴む。点取り屋だがプレー幅を広げ、利他的な選択も。
12:八木 和秀 (3年) MF 174cm/65kg 389分出場3得点
大会後半にかけて好調。常に相手の隙を狙う狡猾さがあり、高いスピードと技術でゴールを盗む。
26:佐野 諒 (1年) MF 165cm/45kg 284分出場
崩しのパスを出せる得難い存在として、1年ながら今年序盤から積極的に起用される。
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14:岩本 大 (2年) DF 181cm/70kg 255分出場
夏まで不動の3バックの一角。怪我で一時戦列を離れたが、カバーリング能力は随一。
15:神田 和哉 (2年) MF 173cm/60kg 228分出場
最近中盤の控えとして台頭。守備に課題も運動量は多く、ゴール前のアイデアが豊富。
09:篠田 悠輔 (3年) FW 170cm/64kg 184分出場5得点
2年生に遅れをとるが、点が獲れる状況での決定力は非凡。試合を決める際の切り札。
19:山崎 竜男 (2年) FW 177cm/62kg 173分出場1得点
春先好調も怪我もあってやや失速。体を張るのを厭わぬFWで、泥臭い得点が持ち味。
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12月02日(金)
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