ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■Jユース杯 横浜F・マリノス戦 (H)
05年11月13日 (木) 14:00開始 藤枝市総合運動公園 サッカー場
 Jユースサハラカップ2005 第13回Jリーグユース選手権大会
 対 横浜F・マリノスユース (H) ※45分ハーフ
 天候:晴れ

▼布陣
先発:                後半31分〜:
−−−−−−長沢−−町田−−−−−− −−−−−−篠田−−長沢−−−−−−
−−八木−−−−−−−−−−小泉−− − 山崎竜 −−−−−−−−−小泉−−
−−−−−−柴田−−高野−−−−−− −−−−−−柴田−−高野−−−−−−
− 桑原卓−佐野克 −石垣−−渥美−− − 桑原卓−佐野克 −石垣−−渥美−−
−−−−−−− 山崎晃 −−−−−−− −−−−−−− 山崎晃 −−−−−−−
控え:吉田、岩本、桑原彬、神田、佐野諒、篠田、山崎竜
交代:後半19分:町田→山崎竜
   後半27分:八木→篠田
   後半31分:篠田と山崎竜をポジションチェンジ

横浜F・マリノスユース:
先発:                後半43分〜:
−−−−−−斉藤−−HM−−−−−− −−−−−−斉藤−−木村−−−−−−
−−−−幸田−−−−−−富井−−−− −−−−富井−−−−−−加藤−−−−
−−−−−−三浦−−山岸−−−−−− −−−−−−三浦−−山岸−−−−−−
−−田代−−藤川−−佐藤− 奈良輪 − −−田代−−藤川−−佐藤− 奈良輪 −
−−−−−−−−秋元−−−−−−−− −−−−−−−−秋元−−−−−−−− ※HM=ハーフナー マイク
交代:前半08分:富井と幸田をポジションチェンジ
   後半37分:幸田→木村
   後半43分:HM→加藤 (木村をFW、加藤を右OHに)


▼試合展開
 三つ巴の争いになっているグループDは、3戦終えて横浜FM3勝、清水2勝1敗、京都3敗。が、土曜日に京都が甲府に敗戦してしまい、この試合を前に横浜FMと清水の勝ち抜けが決まってしまった。清水はこの試合に勝って初めて、1位通過と決勝トーナメント1回戦のホーム開催権の望みを繋ぐことができるが、それすら得失点差の関係で横浜FMの優位は揺るがない。位置づけの難しい試合になったが、5年前のクラブ選手権・Jユースカップ以来、この対戦が凡戦となったことはないので、今回も期待だ。 (あ、4年前のJユースカップは例外)。2年前には、ユース年代トップクラスの試合にも関わらず、同日開催の静岡県高校選手権決勝との注目度の差を嘆いた筆者だが、この日は両クラブサポーターが数多く来場。熱い声援で試合を盛り上げた。

 怪我人と出場停止明け選手が、ほぼ全員戻ってきた清水。強豪相手に守備重視の3バックも考えられたが、怪我明けの岩本よりも、好調の八木・渥美の起用を選択して4バック。前回機能した長沢と町田の2トップに、CHは3年生コンビに変更。両CBが石垣・佐野克と前に出て強いタイプなだけに、ハーフナーより斉藤への対処がポイントとなる。一方の横浜も、前回機能した幸田投入後の布陣がベース。将来を嘱望される2年生長身DF・田代が戻ってきたが、彼を左SBに置いて藤川を1つ中に入れる選択をした。長谷川アーリア・ジャスールこそいないが、長身DFが揃う清水相手には、むしろこれがベストと言えるかもしれない。

[前半]
 一度対戦し、相手の特徴を掴んでの試合。清水は相手の生命線、奈良輪−富井の右サイドをきっちり抑え、自分たちの突破口である右SH小泉にボールを集める。苦しいときの小泉頼りという精度の低いボールも多かったが、横浜の180cm左SB、田代のロングボール対応が怪しく、序盤の主導権を握ることに成功。4分、小泉の突破で得た渥美のロングスローをFW町田がPA内でキープ、FW長沢が入れ替わりつつオープニングシュート。10分、桑原卓の左スローインを受けた長沢が右SB奈良輪の裏にボールを落とす。受けた左SH八木は斜めに左へ開く町田を囮に、交差して中央に切れ込むと、低く速いクロスをファーに小泉が駆け込んでシュート、だがGK秋元にCKへディフレクトされた。横浜は攻撃の核、富井を左へ回し、左右バランスの改善を図る。

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11月13日(日)
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