ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■中日本スーパーリーグ U-17 岐阜工業高校戦
04年5月03日11:00開始 御殿場時の栖裾野Hグラウンド
中日本ユースサッカースーパーリーグ 第2回U-17大会 クループA
対 岐阜工業高校 ※40分ハーフ
天候:雨
▼布陣
先発: 終了直前:
−−−−− 山崎竜 −八木−−−−−− −−−−− 山崎竜 −八木−−−−−−
−−谷野−−−−−−−−−−風間−− − 桑原卓 −−−−−−−−−柴田−−
−−−−−−神田−−柴田−−−−−− −−−−−−神田−−谷野−−−−−−
− 高野美−佐野克 −岩本− 桑原彬 − − 高野美−佐野克 −石垣− 桑原彬 −
−−−−−−− 山崎晃 −−−−−−− −−−−−−− 山崎晃 −−−−−−−
交代:後半00分:風間→桑原卓 (柴田を右SH、谷野をCH、桑原卓を左SHに)
岩本→石垣 (そのままCBに)
岐阜工業高校:
−−−−−−−−臼井−−−−−−−−
−−10−−−−05−−−−07−−
−−−−−−16−−02−−−−−− 交代:後半00分:10→18
05→09
−−06−−19−−08−−14−− 06→15
後半17分:16→23
−−−−−−−−01−−−−−−−− 08→04
▼試合展開
体も震える寒さの裾野で、雨交じりの中、行われた試合。筆者は戻ってから、40度を超える高熱を出してダウン、点滴を受ける事態になってしまった。選手の皆さんには、くれぐれもアフターケアに気を遣ってください。
U-17というカテゴリのはずだが、3年の風間がフィールドプレーヤーとして登場。ここらへんは柔軟に行うということか。彼以外は下級生が顔を並べたが、プリンス東海で出場時間の長い一也・真希・町田・池田らはメンバーを外れた。とはいえ、彼らや枝村ら3年生も試合会場に合同してアップに参加したり、ランニングを繰り返したりしており、そろそろ復帰できそうな感じの選手もいた。
(これでも補正済み。霧に包まれた最悪のコンディションとなった。先頭を歩くは谷野。続いて美臣・岩本・佐野か)
[前半]
時の栖という人里離れた奥地。雨と霧。低温。U-17というカテゴリ。様々な要素が重なり、集中できない状況だったのは間違いない。かく言う筆者も、両チームの布陣に確認に追われ、ノートにメモしているところだった。1分、美臣のファウルで岐阜工陣内・右タッチ沿いでのFK、岐阜工は素早くリスタートして縦に送ると、清水選手が戻りきらないうちに裏へと走り、中に入れた右クロスをファーに流し込んで、あっという間の岐阜工先制劇 (筆者以外の観客も見ていなかったため、50%ほど妄想) 。0−1。いきなりビハインドでの開始となった。
この出会い頭の一撃は、清水の目を覚まさせると言うより、むしろ黙らせる効果を与えた。左サイドの谷野−美臣とCBの岩本−佐野以外は、2年生 (風間は3年生) −1年生で組んだ今日の清水のシステムは、選手間の共通意識に齟齬が見られた。例えばFWの八木 (2年) と竜男 (1年) の場合、竜男がポストを受けに戻ってきた時、八木が連動して裏を狙うことで相手最終ラインにギャップを作るような動きが足りない。また、ダブルボランチを組んだ柴田 (2年) と神田 (1年) は、共に運動量はあるが、体を張るプレーを苦手にしており、溜めを作ることができなかった。そのため、清水の展開に左右サイドを振り分けるような幅がなく、SBがSHを走らせる単調なものになった。
岐阜工は、清水の連携の齟齬と集中力の欠如を突く格好で、押し気味に進める。12分、清水の自陣からのFKを簡単に跳ね返し、ワントップの臼井が抜けてシュートはGK。19分、岐阜工スローインから美臣がファウルを犯し、PA右角横からのFKをファーの選手が頭で合わせるが、枠上に外れる。清水は声を出す選手も少なく、正に意気消沈という様相であった。だが、岐阜工の方にもミスが多く、徐々に清水の最終ラインが押し返しはじめ、展開は拮抗していった。
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05月03日(月)
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