ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■データ集 2003年度

(画像サイズ、デカくてすいません)

 まずは基本説明を。上記一覧表は、私が観戦した試合における「私が集計した記録」のうち、公式戦(クラブ選手権、東海プリンス、高円宮杯、Jユースカップ)のものを、統計にしたものです。それ故に、公式記録と違い、誤りがあります。傾向を掴む程度に捉えて頂ければ、有り難く思います。スタッツは、徐々に統計対象を増やしています。そのため、母数となる対象試合数には、それぞれ差異があります。
 用語説明については、こちらを参照下さい。


▼出場時間

−−−−− 鈴木真 −阿部−−−−−−

−−大瀧−−−−−−−−− 山本真 −

−−−−−−枝村−−森安−−−−−−

− 篠田大 −高柳−−石垣−−村越−−

−−−−−−− 山本海 −−−−−−−

1. 阿部(2369)、2. 大瀧(2363)、3. 枝村(2360)、4. 森安(2167)、5. 海人(2061)
6. 真希(1988)、7. 村越(1964)、8. 高柳(1830)、9. 真司(1766)、10.大輔(1232)、11.石垣( 971)

12.谷野( 851)、13.美臣( 751)、14.岡村( 682)、15.柴田( 607)
16.悠輔( 569)、17.雄也( 385)、18.上埜( 355)

 以上、上位18人。18人は、ユース年代の標準的なベンチ入りメンバー数である。以下、19.八木 (354)、20.前田 (309) と続き、21番目の獅子内は計124分、22番目の田淵が21分と差が開く。
 前任の行徳氏は、手堅い起用をする監督だったが、築館氏は柔軟な運用や、大胆な抜擢が見られる。18人中、3年生6名・2年生6名・1年生6名と、下級生の起用が多くなった。無論、固定できなかったという面もあり、特に右SHは谷野・柴田・上埜の他、終盤戦では大瀧や真司がコンバートを試されるなどしたため、専門的に右SHを担当する選手は、一人も11傑に割り込めなかった。そのため、上記図は、上位11名による布陣であるが、実際にそれで戦った試合はないはずである。


 以下の統計は、統計対象試合で通算300分以上出場した選手(前田以上20名)を対象にしている。


▼得点・シュート
[90分間あたり得点率] 清水累計:2.20、相手累計:1.13
1.阿部( 0.91)、2.悠輔( 0.63)、3.枝村( 0.38)、4.八木( 0.25)、5.大瀧( 0.23)、6.森安( 0.17)

[90分間あたりシュート数] 清水累計:14.7、相手累計:13.0
1.阿部( 3.91)、2.枝村( 2.94)、3.大瀧( 2.06)、4.真希( 1.77)、5.悠輔( 1.74)、6.真司( 1.53)

[シュート決定率] 清水平均:15.0%、相手平均:9.4%
1.悠輔(36.4%)、2.村越(33.3%)、3.阿部(23.3%)、4.八木(20.0%)、5.森安(19.0%)、6.谷野(16.7%)

[枠内シュート率] 清水平均:49.0%、相手平均:43.7%
1.悠輔(72.7%)、2.阿部(64.1%)、3.森安(57.1%)、4.大瀧(53.7%)、5.岡村(50.0%)、5.枝村(45.5%)

 4つの項目を、エース2名が仲良く2つずつトップを分け合った。少々厳しい状況でも強引にシュートに持っていく力のある阿部、ここぞという決定機を確実にモノにする悠輔、2人の特長がよく表れている。逆に、下位に沈んだ項目を見ることで、2人の課題が見えてくる。阿部はシュート決定率が、チーム3位。昨年の数字、決定率16.1%・枠内率51.6%から大きく向上し、浩太のパスを失ったチームを引っ張ったが、今後、プロの舞台で、さらなる向上が望まれる。一方の悠輔の課題は、枝村らMF陣より少ないシュート数。大外しが殆どないため、シュートをブロックされることが多いという事情もあるのだが、独力でシュート場面を創るプレーも期待したい。

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03月31日(水)
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