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えすぱっ子
by ひかる。
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■旧正月企画 Jユースアウォーズほか
●2002年度Jユースアウォーズ
某所にて統計が発表された企画に対する、筆者の投稿用紙。あくまでエスパサポとしての姿勢を捨てずに選んだつもりです。それなりに凝ったので捨てるに忍びず、此処に公開。
○最優秀選手賞(MVP)
杉山 浩太 3年 85.01.24 173cm 清水エスパルスユース
5つの覇者(エスパルス・ガンバ・帝京・国見・市船)の中で、既に本物の香りを漂わせる別格の選手。覇者以外では菊地(清商)や阿部(桐蔭)などの名前も挙げられようが、アウォーズという論功行賞の場では除外。次点は平山相太(国見)。
○新人王
枝村 匠馬 1年 86.11.16 175cm 清水エスパルスユース
高校勢の覇者に1年生レギュラーがいないので、ほぼ必然的に家長との争いになるのだが、家長はJユースカップ準決勝で退場、優勝のピッチに立つことはなかった。そんなわけで消去法で枝村に。無論、実力に疑いはないが。
○ベストイレブン
※選出メンバー平均値 誕生日:9月28日
年齢: 17.14歳(02年4月2日時点)
身長: 177.73cm
山下 高明 3年 84.11.17 181cm 帝京高校
基礎技術は確かだが、率直に言えば優秀選手のGKの中で最も実力は劣ると思う。だが、総体優勝の帝京から一人と言われたら、この選手を選ばずにはいられない。福の神は肥えているものなんだなあ、と思い起こさせる脅威のPKストッパー。
大久保裕樹 3年 84.04.17 178cm 船橋市立船橋高校
布監督胴上げの象徴的存在となった選手。主将・U-19日本代表という派手な両看板の影響は大きいだろう。プレー自体は市船らしいミスの少ない堅実なDFだが、右SBとしてダイナミックな攻め上がりも見せた。
丹羽 大輝 2年 86.01.16 179cm ガンバ大阪ユース
今年のガンバは気持ちを出せる選手が多かったが、その筆頭とも言えるだろう。須藤U-16では屈辱を味わったが、ホームのJユースカップでは闘志と高度な守備技術で優勝に貢献。一方、敗者を労る心遣いも見せている。
中川 直樹 3年 84.06.13 181cm 浦和レッドダイヤモンズユース
クラブユース最高のDF。フィジカル・フィード・キャプテンシー、その全てが素晴らしい。決してエリート集団とは言えないレッズユースは劣勢の試合も多かったが、動じない姿は「耐える」という印象を与えなかった。
菊地 直哉 3年 84.11.24 178cm 清水市立商業高校
自らの退場劇が敗北を招いたが、今年度の清商を全国4強に導いただけで称賛に値する。選出した優秀MFの全てが高いユーティリティーを発揮するが、菊地はその最たる存在。全てのエスパルスサポーターの夢、杉山・枝村・菊地の中盤中央を形成すべく選出。
枝村 匠馬 1年 86.11.16 175cm 清水エスパルスユース
杉山浩太の「副官」としてクラブ選手権優勝に貢献した姿はよく知られているが、その後も順調に成長。杉山の不在を受けて試合の支配者の役割を引き継ぐと、渋い潰しやトリッキーなループパス、強烈なロングシュートと、新しい驚きを提示し続けた。
杉山 浩太 3年 85.01.24 173cm 清水エスパルスユース
只のクラッキから半年で、クラブ選手権優勝を果たすまでに成長。その存在の大きさは、不在のまま8強で散ったJユースカップで、図らずも浮き彫りになった。早く「もはや王子様ではない」との言葉を贈りたいのだが、潜在能力の底を伺わせない未完の大器。
渡邉 大剛 3年 84.12.03 171cm 長崎県立国見高校
研究尽くされた高校選手権決勝での印象も、今年度最も破壊的な局面打開能力を持つ、という形容詞を付けることに躊躇を厭わない。国見的持久力を備えながら、爆発的な瞬発力が最後まで落ちない反則的な選手。3大会で相手左サイドを跋扈し続けた。
木村 龍朗 3年 84.06.24 176cm サンフレッチェ広島FCユース
アウトサイドが見つからないのは例年通りだが、今年は右はそれなりに充実していた。しかし、左はいない。キムタツは一つ前目の選手だと思うが、ここで選出。縦に勝負してのクロスより、中に切れ込むプレーに怖さがある選手である。
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02月01日(土)
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