ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■日韓親善 豊生高校戦 + JY: 豊生中学戦
03年1月25日10:13開始 清水市総合運動場陸上競技場
 第28回日韓親善交歓サッカー大会
 対 城南市豊生高校(韓国) ※35分ハーフ

▼布陣
−−−−− 鈴木真 −阿部−−−−−−

−−岡村−−−−−−−−−−上埜−−

−−−−−−枝村−−大瀧−−−−−−

−−篠田−−村越−−森安− 杉山雄 −

−−−−−−−−山本−−−−−−−−

交代:後半17分:村越→田淵 (そのままCBへ)
   後半19分:岡村→獅子内(鈴木真を左SH、獅子内をFWに)


▼試合展開
 清水サッカー協会は、東京都民のことも考えてスケジュールを決めてほしい…、この大会のためにわざわざ清水までやってきた都民なんて、私ぐらいしかいないだろうけど。冬の早朝は、眠いのや寒いのも嫌だが、何と言っても暗いのが嫌。日が差していないと、起きた気にならない。
 清水到着。やはり東京より体感温度は随分と暖かい。会場に着いてみると、だいぶスケジュールは押している模様。…もう少し寝坊できた? 実際、私が来た時には清水FC5年−城南市初等選抜の試合が行われており、次にエスパジュニアユースの試合が組まれていたが、HPの趣旨に合わせてユースの試合から紹介。

 韓国の高校は3月〜9月に全国大会が行われるようで、チーム作りも進んでいる模様。豊生高校は昨年タイトルも獲っている、屈指の強豪校のようだ。卒業後すぐに日本に渡った金根哲(磐田→湘南)の母校としても有名。3年生8名を含むメンバー。
 一方の清水は、新チームに移行して1ヶ月足らず。中3のJrユース選手6名 (石垣・柴田・高野・前田・八木・山本真) が登録されていたものの、受験を控える彼らはお休み。まだチームの完成度を云々言う時期ではないが、焦点は高山・渡邊・天野という不動の3人が抜けた最終ラインということになるだろう。だが、中心選手と期待される高柳が、怪我か風邪かで不在。そして、唯一昨年のレギュラー森安が左SBからCBにポジションを移したことで、完全な組み替えに。これは苦戦は免れそうもない。ゲームキャプテンは大瀧が務めた。

[前半]
 不安は的中。特にCB村越が不安定で、押し潰されるように体格で競り負けることが多く、CB森安がカバーに追われた。フォローすべき左SB篠田も苦戦が続き、左サイド (豊生高右サイド) で強引な突破を許す。だが、より危険だったのがフィード面。韓国選手の出足が速いのもあるだろうが、球足が弱くて再三奪われていた。
 4分には、村越の前方フィードがダブリ気味で弱く前に転がって奪われる。豊生高、前方ダッシュでゴールへの距離を縮めると、右30度至近距離からシュート。だが冷静にポジションを移動したGK海人が、正面で防ぎ、こぼれ球も確保する。この後、森安や海人が意図的に村越にボールを回して感覚を掴ませようとしていたが、調子を取り戻すまで20分以上掛かったか。

 一方で中盤から前線もズレが目立つ。とりわけ左SB岡村−FW真司の呼吸が合わない(お前らはJrユースからの同期だろうが…)。右サイドは久々に雄也が入ったこともあり自重気味で、時折、右SH上埜が上手くパスを読んで奪い、自ら突破を仕掛ける程度。こうなると独特のセンスとテンポを持つCH大瀧はともかく、試合全体を見てワイドな展開やポジションチェンジを仕掛けるCH枝村が機能不全に陥る。
 徐々に中盤で持つ時間が長くなり、8分、枝村がパスの出し所を探して結局、前方フィードを選択するが、豊生高、勢いよくスライディングでブロック。跳ね返りをFWが拾って速攻。清水の左サイドに流れながら縦に突破すると中央に折り返す。これをGK海人が体を投げ出して阻止するがボールがこぼれ、FWと海人の争い。結局、FWが戻したボールをPA内ダイレクトでシュートに行ったが、枠上に外れた。

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01月25日(土)
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