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えすぱっ子
by ひかる。
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■お正月企画その2 5年後の清水エスパルス
これぞ「お正月企画」。このHPのエンピツ向け紹介文も「5年後、10年後の清水エスパルス。」ですし、一つ夢物語。5年後の清水エスパルスと題して、清水エスパルスユース歴代ベストイレブンを考えてみましょう。
−−−−−−−−塩澤25−−−阿部22−−−−−−−−
− 高木純25 −−−−−−−−−−−−−−平松27−−
−−−−−−−−枝村21−− 杉山浩22 −−−−−−−
−−村松25−− 鈴木隼25 −−池田26−−−市川27−−
−−−−−−−−−− 山本海22 −−−−−−−−−−
平均年齢:24.8歳、平均身長:175.5cm、平均体重:65.5kg
プレミアの影響で今でこそ頻繁に見られるが、登場当時は衝撃的であったフラット4−4−2。尤も最近は、ボランチが低い位置から組み立ててアウトサイドMFを走らせるなど、ボックス型に近い戦術を採ることも多い。
名前の横は、08年1月1日時点での年齢。08年は北京五輪の年だが、そのエース(と期待する)浩太を中心にU-23世代4人をエントリー。現時点での実績・実力、そして潜在能力共に申し分なく、代表を十分に狙える素材である。黄金世代・3期生(82年度組)からは4人。これは私の好みが反映したからでもある(笑)。
GKは野澤(0期・新潟)に帰ってきてほしいが、新潟が戻してくれなそうなので、山本海人(6期)を。野澤・鶴田(3期・甲府)・浅山(4期)と昇格し、下にも風間(7期)・前田(8期)と揃えるエスパルスだが、ユース当時の活躍で比べると、サイズ・柔軟性を含む身体能力・フィード・足下の技術・コーチーングの全てにおいて、海人が上回る。これだけの選手を輩出した背景に、GKコーチ中原幸司氏の存在は欠かせまい。スーパーセーブを連発する一方で、無闇に大胆で被決定機を演出し、清水・新潟・甲府のサポーターをヤキモキさせるGKが多い気がするが、これはクラブカラーなのだろうか(苦笑)。
CBの一人は池田昇平(2期)で決まり。昨年急成長を遂げ、長年待ち望んだ相手のスピードに付いていけるCBの登場に、清水サポは歓喜したものだ。だが、相方は問題。池田は1対1では、身体能力も運動能力もポジショニングでも後れを取らないが、組織で守るのは苦手。そしてフィードは、全然駄目だ。しかし、ユース時代、見事に補完し合っていた佐野(3期中途退団・筑波大)が帰ってくるには、しこりが大きすぎる。高山(5期・筑波大)はフィードは優れるが、DFラインの指揮は池田以上に苦手。吉崎(2期・甲府)も声を出すタイプではないし、放胆すぎてCBでは怖すぎる。
そこで、ここに鈴木隼人(3期)をコンバート。MFではプロの判断の速さに戸惑いを見せているが、元来戦術眼に優れ、声も出せる選手。ロングフィードは、キックの質・視野の広さと申し分ない。スピードに欠ける部分があるが、身体的にも強い。いずれにしろ、クラブ的には強化の必要なポジションであるのは確か。現時点では未知数だが、潜在力を感じる選手として、森安(6期)・杉山雄(7期)・石垣(8期)・岩本(9期)の名前を挙げておく。岩本なんかは順調に昇格しても、5年後の正月はプロ1年目が終わったところだが。
右アウトサイドには、エスパルスユースの象徴的存在、市川大祐(1期)・平松康平(1期)の1期生コンビを推す。何かとサポーターからの注文が多い市川だが、日本サッカー史上、希有な「サイドバック」であることに疑いはない。相手の突進を外に巧く追いやって封殺し、スペースへのパスには人を巧みにスクリーンしてライン外に見送り、逆サイドから流れたクロスボールを着実にマイボールにする。その玄人好みの守備は、惚れ惚れするほどだ。攻撃でも、裏への飛び出しと引いてのアーリークロスと2つの飛び道具があれば、DFとして必要十分である。
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01月03日(金)
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