ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■Jユース杯 予選リーグ ヴェルディ戦(A)
02年10月04日13:00開始 ヴェルディグラウンド
 第10回Jユースカップ2002・Jリーグユース選手権大会 予選Dグループ
 対 ヴェルディユース(A)

▼布陣
−−−−−仁科−−阿部−−−−−

−大瀧−−枝村−−浩太−−拓也−

−森安−−高山−−渡邊−−天野−

−−−−−−−海人−−−−−−−

控え:風間、高柳、篠田、雄也、田淵、上埜、岡村
交代:後半39分:大瀧→岡村(そのまま左MFへ)

ヴェルディユース:

−−−−−中島−−田村−−−−−

−中野−−小野−−富田−−下地−

−小澤−−塗師−−保谷−−一柳−

−−−−−−−菅野−−−−−−−

交代:なし


▼試合展開
試合開始30分ほど前に、よみうりランドに到着。クラブハウス玄関にグラウンド見学をする方は、回り道をするように指示が。ええ、回りました、回りましたとも。クラブハウスの裏側に迷い込んだ時、一般人が普通に歩いてて唖然としましたとも。
そんなわけで、結局開始数分前に到着。ま、いつものとおり、か。

ヴェルディ三連戦(トップ・サテ・ユース)、エスパルスの二敗で迎えた最終戦(涙)。
エスパルスユースは高円宮杯戦以来、約1ヶ月半振りの公式戦。そして新監督の緒戦。さらに、3年生にとっては、徐々に進路が確定していく難しい時期である。
対するヴェルディは、主戦の根占を早々にトップに合流させ、不在。

高山の腿に巻かれたテーピングの痛々しさと、枝村の光を反射するスパイクの輝きの華々しさが目立つ序盤戦。絶叫系マシンからの轟音と悲鳴が響き渡るグラウンドは、なかなかのアウェイと言えよう。三保は、汽笛が高らかに鳴り響くが。
共に慎重にパスを回す「らしい」展開だが、前半9分、天野が足下に入れたパスを浩太が反転、右サイドにスルーパスを出し、阿部のセンタリングはDFに当たりCK。
大瀧の右CKはクリアされるが、枝村が拾って高山がトップ下の位置でターンを繰り返し、DFとは思えない技巧的キープ。最後、軽く戻して仁科がミドルを狙うも枠上。
だが、浩太の判断が渋りがちな清水は、徐々に中盤の支配権を明け渡してゆく。

14分、ヴェルディ左MF中野が深い位置からアーリークロス。簡単な攻撃だが3列目から飛び出した富田をマークできず、ボレーシュートを放たれるも枠外に外れる。さらに直後の縦パスに富田がフリーになるが、これもシュートミスに助けられる。
対する清水も18分、左の大瀧からPA手前の仁科の足下に。溜めてタイミングを図り、裏の阿部にスルーパス。しかし半端に力を抜いたループは枠外に外れ、攻撃は単発に終わる。

20分、ヴェルディの中野が又もアーリークロス。ファーに逃げるボールで簡単に田村をフリーにするも、ワントラップシュートはジャストミートせず、ポストに助けられる。リバウンドを下地がスライディングで突っ込むが、DFに当たりCKへ。
このCKのコボレを仁科が拾い、左スペースに長い縦パス。阿部が追いつが、タックルを我慢したDFに迷いを見せて戻してしまう。枝村のミドルはブロックされ、好機を逸する。
ヴェルディは23分にも中野が駆け上がり、浅い位置からアーリークロス、ファーの下地がフリーになり、ヘッドの折り返してゴール前に中島が満を持してシュートに行くが枠上。多分に相手のミスと幸運に救われて、窮地を脱する。

すると清水は、一向に動かない浩太のスペースを、枝村と仁科が利用し調子を取り戻す。
26分、枝村と入れ替わって下がった仁科から、阿部に縦パス。ポストして浩太に戻すと、仁科が浩太の横に駆け上がりパスを受けるも、DFに潰される。
33分、枝村が軽く溜めると足先の動きだけでトリッキーな浮き球スルーパス。阿部が右に回りながらウェーブで受けてボレーで狙う、…が精度はテポドン級。がっくし。
35分、枝村がドリブルで前のスペースを埋めると、左の大瀧へ。大瀧は大きく開いて受けてセンタリング。ライン寸前でファーの阿部が頭で折り返すと、ゴールの至近距離に飛び込んだ枝村がヘッド! 完璧に崩した展開だったが、枠外。


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10月14日(月)
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