ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
[1244571hit]
■高円宮杯 仙台育英戦
02年08月24日16:00開始
高円宮杯 第13回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 1回戦
対 仙台育英学園高校
▼布陣
−−−−−−仁科−−阿部−−−−−−
−−大瀧−−−−−−−−− 杉山拓 −
−−−−−−枝村− 杉山浩 −−−−−
−−森安−−高山−−渡邊−−天野−−
−−−−−−− 山本海 −−−−−−−
交代:後半00分:杉山拓→山本真(そのまま右MFへ)
後半15分:大瀧 →鈴木 (そのまま左MFへ)
後半44分:渡邊 →篠田 (3バックに移行、篠田を左MFに)
仙台育英学園高校:
−−−−−−内野−− 原 −−−−−−
−−−−兼田−−−−−−都築−−−−
−−−−−−富井− 佐々木 −−−−−
−−飯川−−浅田−−朝光−−石毛−−
−−−−−−−−中浦−−−−−−−−
交代:後半24分:内野→庄司
▼試合展開
村井駅に到着。さあ歩くぜ! と思ったら、いきなり逆方向に間違える。気を取り直してアルウィンへ。駅から1時間弱。コンビニはスタジアムの近くまでない。車の交通量が多くて、やや不快。歩行者が全く見当たらないのは、いつものこと。恐らく、日本で最も歩く距離が長いのは、東京人だろう。地方は車社会。
[前半]
清水は相変わらず慎重な立ち上がり。ただ、相手とボールの間に強引に体を入れて奪うのが、ゼムノビッチ以降のユース伝統の競り合い方になっているのだが、今日の審判はこれをファウルと判定するようだ。個人的には、この競り合いから、相手を怪我させることはないと思うのだが。過度に接触プレーを嫌う審判の時は、苦戦する傾向あり。やや不安。
立ち上がり、仙台育英の挨拶代わりのシュートがあっただけで、動きのないまま13分。中盤で受けた仁科が体を半身にずらしながら反転、突破すると阿部にクサビのパス。阿部はDFを背負いながら時間を稼ぎ、左に流すと、駆け上がった大瀧が数タッチでセンタリング。中央に動いていた仁科が頭で合わせ、さらに飛び込んだ拓也がゴール直前で右足で押し込む。完全に決まった形だったが、仙台育英DFがライン上、奇跡的なクリア。だが、以後は高い技術でキープする仁科を機動拠点として、清水が流れを掴み始める。16分、飛び出した渡邊がカット、そのまま中盤を抜き去ってPA直前でミドルを放ち、DFに当たったコボレを、仁科が足を精一杯伸ばしてシュート、だが枠外。
一方、動きの鈍い浩太の影響で中盤のプレスが緩く、相手に殆ど攻撃させなかったクラブユース選手権と異なり、中盤に余裕を与えている。その仙台育英に20分、真ん中を割るスルーパスを出されるが、高山が体を入れ、ゴールラインに逃げる。21分、左を深く抉った大瀧のクロスを、一気に逆サイドMFがダイレクトで合わせる清水ユースのお家芸が飛び出すが、これは拓也お株の宇宙開発。23分には仁科の美技。足下のボールを足を開きながら左足内側に移動、瞬間、左足を入れ直してアウトサイドキックでさらに左に。鋭いサイドステップと組み合わせマークを外すと、放ったミドルは枠外。
だが、攻めてはいるが、浩太が機能していないため、中央の最短距離を突く早い展開は不発。仁科が下がってゲームを創るため、前線に受け手が少なく、読まれやすい。また阿部はファウルを嫌ってか体を張れず、ポストが機能していないため攻撃の厚みに不足している。
35分、浩太の横パスを受けた大瀧がスペースを持ち上がり、後ろから森安が猛ダッシュ。大瀧は森安に渡してさらに左外に回り、溜めた森安のスルーパスをセンタリング。DFに当たり、森安が拾って再度送るが、CKに。左CK、蹴るのは浩太、狙うはファーの高山。ボールは綺麗にPA密集地の上を通り抜け、高山に届こうかというところで、仙台育英DFが突き倒してしまう。ややラッキーなPK。蹴るのは仁科。定石通り、GK左脇下を丁寧に狙ったが、読まれた。失敗。
[5]続きを読む
08月24日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る