ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■クラブ選手権 静岡県予選 ジュビロ磐田戦
02年04月28日14:03開始 ジュビロ豊田町グラウンド
 日本クラブユース選手権(U-18)大会 静岡県予選
 対 ジュビロ磐田ユース

▼布陣
先発:                終了間際:

−−−−− 鈴木真 −阿部−−−−−− −−−−− 山本真 −阿部−−−−−−

−−大瀧−−−−−−−−−−枝村−− −−岡村−−−−−−−−−−枝村−−

−−−−− 杉山浩−山本真 −−−−− −−−−−−大瀧− 杉山浩 −−−−−

−−篠田−−高山−−森安− 杉山拓 − −−篠田−−高山−−森安− 杉山拓 −

−−−−−−−−風間−−−−−−−− −−−−−−−−風間−−−−−−−−

交代:後半16分:鈴木→岡村(そのまま左SHに)

ジュビロ磐田ユース:

−−−−−−神谷−−中林−−−−−−

−−−−大杉−−−−−−沼野−−−−

−−−−−−渥美−−岩本−−−−−−

−−橋本−−榎本−−峰村−−荻原−−
                   交代:後半00分:中林→笹垣
−−−−−−−−細田−−−−−−−−    後半33分:榎本→坂本


▼試合展開
 静岡西部は、私の出身地。だから、土地の実情は、よく分かっている。車社会だということも、良く分かっている。だが、それにしても、元気のない地元商店街。歩いてグラウンドに行くまで「ジュビロード」を通ったが、何人の歩行者がいただろう。「W杯日本代表キャンプ特需」を期待しているようだが、恐らく代表は完全非公開。よしんば公開されファンが殺到したとしても、あの商店街に金を落とすとは思えない。静岡西部は工業の町。商店街に明るい兆しは見られない。
 さて、1ヶ月前の中日本ユースリーグでは、1−1の痛み分け。その時の清水は、浩太・阿部・大瀧を静岡選抜の遠征・練習で欠き、篠田も出場しなかった。今回は彼らが復帰したものの、今度は仁科と渡邊を欠いていた(帯同メンバーにも不在)。天野は帯同していたが、出場せず。中学生・山本真希がボランチに入った。
 一方の磐田はU-16代表の遠征で、主力の早生まれ2年生・船谷の他、有望1年生を大幅に欠いた。怪我人多発のGKを含め、ベストからは数段落ちる陣容である。

[前半]
 静岡ダービーという意識、何よりも静岡を1位抜けすれば、東海予選で名古屋と当たらずに全国切符を獲得できることもあって、立ち上がり、特に磐田に固さが見られた。勢いは清水。開始3分に中学生・山本真希が奪取から素早く繋ぎ、阿部がダイレクトで叩くと枝村が右サイドを抉る。センタリングに鈴木が競り勝つも、勢い無くゴール上へ。しかし5分、篠田が奪取して前の大瀧に渡すと、大瀧はキープしながらDFを引きずってあれよあれよとゴールラインまでドリブル。そこから低くゴールラインギリギリを平行移動したセンタリングは、枝村が流し込むだけで良かった。清水先制、1−0。
 その後も、高山・森安が積極的に前でボールを奪っては、アウトサイドにフィード、固さの抜けない磐田を、ほぼ一方的に攻め立てるが、それは前掛かりの危険性を内包していた。10分、中央の渥美に最終ラインがプレスに行くと、前に出た右サイド裏にこぼされ、飛び出した神谷が全くのフリー。そのままドリブルで侵入すると、余裕を持って風間との1対1を制する。1−1。同点。これで、漸く磐田の固さが解け、積極的な中盤プレスが機能しはじめる。だが、これに臆することなく、清水は攻撃姿勢を崩さない。繋ぐ意識の高い清水がボール支配で優位を保つが、磐田は中盤勝負を避け、シンプルな裏へのロングフィードで牽制する。
 22分、真希が奪うと簡単に大瀧に渡し、そこから大きなサイドチェンジ。枝村が右サイドを刻んでセンタリングを送るも、鈴木の頭には届かず。24分、浩太の奪取から即座にフィードも阿部が競り負ける。しかし、弾いたボールは大瀧が拾い、巧くキープしながらドリブル、先制点同様の展開でセンタリングに枝村が中距離でダイレクトで狙うも、ゴール右に外れる。その直後、相手ゴールキックを拾い左に展開すると、再び大瀧からセンタリング。真希が完璧に捉えた低い弾道のボレーは、GKが正面で弾く。


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04月28日(日)
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