ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
[1244458hit]

■中日本スーパーリーグ 松商学園戦
02年2月17日11:50開始 トヨタスポーツセンター第2グラウンド
 第5回中日本ユースサッカースーパーリーグ
 対 松商学園高校

▼布陣
−−−−−−−阿部−−−−−−−

−−−岡村−−浩太−−拓也−−−

−−−−−森安−−大瀧−−−−−

−雄也−−天野−−高柳−−小林−

−−−−−−−風間−−−−−−−

交代:57分:小林→田淵(そのまま右SBに)

SBは交互に攻め上がり、残った他方が中に絞って3バックで守る。交代要員は田淵のみ。高山も仁科も渡邊も枝村も、控えGKもいない。他の選手は、怪我と受験と期末試験か?国体静岡選抜の練習とかも、ありそうだ。獅子内はVTR撮影してたけど(笑)。


▼試合展開
名古屋の乗換は不便だ。東京のように路線(東海道線とか)を表示していないのである。鶴舞駅での地下鉄乗換で、すぐ近くの地下鉄駅の案内が全くないのも驚いた。JR東海は、未だ民営化してないようだ。
片道5時間掛けて、漸くトヨタスポーツセンターに到着。素晴らしい施設。金子達仁は、何をもって、日本のサッカー施設は、貧弱なままだというのだろうか。

恐らく、相手の松商学園は、既に数試合を新人戦で消化しているだろうが、清水は久々の実践である。しかも、主力の3年生を大幅に欠き、昨年出場機会を得ている選手と言えば、新主将の浩太を筆頭に、阿部・拓也・大瀧・天野ぐらい。平均年齢も16.7歳。実際、天野・拓也以外はU-17だ。
当然、機能するはずもなく、浩太は激しくプレスを仕掛け、得意の速いリズムで試合を進めようとするも、2列目以降の追い越しが遅く、奪取してもパスの出しどころがなく空回り気味。さらに相手も、要注意人物の阿部・浩太には密着マークを付け、自由にさせない。そうなれば、後方から大きな展開をビルドアップすべきだのだが、それを担うべき大瀧が相手の速いプレスに押し込まれ、捌くだけの状態。そんな大瀧には、浩太から矢継ぎ早に、鬼のようなコーチング。

一方で、左アウトサイドの現中学生コンビは、岡村が得意の突破を見せようと開き過ぎ、他方の雄也は消極的で、2人の間に大きなスペースができてしまう。そして、ここにロングボールを落とされては、雄也が躊躇して当たりに行っては競り負けてしまい、再三、突破を許す。こんな雄也には、大瀧から盛んに、天使のような励ましの言葉。
しかし、それも空しく27分、浩太が拾ったボールを再度クリアされると清水の左サイドに繋がり、これを今牧に走り込まれてシュート、僅かに左。
だが、これを機に試合が動き出すと、相手のマークがズレはじめ、逆にペースは清水に。
30分、小林のロングフィードを阿部が頭で落とし、浩太がPA内右に侵入、ファーを左足で狙うが、これは僅かに上。
32分、浩太がキープ、ターンして振り切ったところを引っ掛けられ、左45度でのFK。大瀧の鋭いボールを、一歩速くニアに入った阿部が頭で合わせたが、ニアに外れる。

後半、岡村の位置を修正して中に絞らせると、浩太が盛んにポジションチェンジで左に開くなど選択肢が広がり、立ち上がりから一気呵成に畳みかける。
3分、阿部がバックヘッドで流し、浩太が拾って不完全な体勢ながらも左足は、GK。
4分、中央の浩太からスルーパス。阿部が抜け出すもボールの上を叩き、当たり損ない。
5分、再び小林のフィードから阿部が横にはたき、浩太がPA内に突入するが、シュートはカバーリングに入ったDFのスライディングに遭い、ゴールラインを割る。
11分、中に入った拓也のパスを受けた浩太が、右サイドからPA内に切れ込み、PA内中央の阿部にセンタリング。DFに競り勝った阿部が後ろに戻し、やや流れながら大瀧がミドルで狙うも、ゴール左。


[5]続きを読む

02月17日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る