ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
[1244719hit]

■選手紹介 1991年度組
 言動共に精力的で、頑張れるタイプ。人に対して強く、自ら競り合いに勝ってボールを奪うと前にパスを当て、自分はそのボールを追い越して前のスペースに飛び出すのが得手のパターン。パスをもらえず無駄に終わったとしても、この動きを飽きずに続けることで、チームに前にドライブするダイナミズムを与えている。足下の技術も一定水準以上あり、キープ力・パスの精度、共に十分以上で、洒落たターンを見せることも。一方で足だけでなく口も動かし続けるが、その内容はコーチングというより叱咤激励。「勝つぞ!」「点取るぞ!」が口癖なのからも分かるとおり、強気で闘争心に溢れる選手である。
 競り合いの強さを買われて守備的なポジションを任されることが多いが、奪ったら前に出る攻撃的なスタイルのため、相手に奪い返された時にマークすべき人やスペースを離していることがままあった。特に強豪を相手にした時にその粗が目立ち、しかし相手に合わせて動きを修正するような柔軟性が足りない。目標の選手、枝村に追いつくためには、パスを預けて前に出るだけでなく、苦しい展開で自らボールを持ち運ぶ力を身につけたいところだ。


▼小澤 蓮 1991.11.01生 173cm/60kg CB・RB・LB 「レン」
 清水FC/不二見SSS、※メニコン杯出場 (06年)

 清水FC出身のDF。CBだけでなく両SBをこなせる器用さを買われて中1から出場機会を得ると、中2では採用された3バックの一角を占めるようになる。中3時に4バックに戻ると、当初はSBで起用されていたが、地道に結果を積み重ねて次第に中央を任されるように。夏のクラ選では山崎不在の中、メニコン杯の選抜チームに推される活躍を見せ、山崎復帰後も不動のCBとして清水の守備を担った。

 課せられたタスクを理解し、真面目にそれをこなす職人肌の選手。守備ではマークする相手を離さず、常に体で押し込むことで相手の精度を落とさせる。それを可能とするのが、大半の相手と互角以上に渡り合える運動能力であり、競り合いで押し合う力だけでなく、その状態から一瞬相手より先に前に出て、相手へのパスをカットするのも得意にしている。キックの基礎技術も高く、両足ともに正確な長いボールを蹴ることができるほか、浮き球を合わせるお洒落なキックを見せることも。
 基本に忠実だが、逆に言えば応用力に不足しており、マークから離れてスペースをカバーするような判断に欠けている。パスやクロスでも判断が遅れることがあり、せっかくの高い技術が持ち腐れになることも。或いは本人が好きな選手に挙げる青山直晃を目指すならば、今でも高いレベルにある高さ・速さを更に磨き、圧倒的な1対1の強さを身につけるまで頑張ってほしい。


--- Jrユース在籍選手 ---
01:水野 祐太郎 GK 1991.04.16 178/64 ○◎ 静岡JFC/太陽FC (安東小)→清水東高、※静岡選抜 (05年)、U-13EP (04年)
04:櫻井 翔太  FW 1991.09.24 163/53 ○◎ 静岡JFC/田町新通FC (静大付属小)→清水東高、※U-12NTC東海 (04年)
05:西川 和輝  DF 1991.06.22 163/49 ○  静岡JFC/ピュアSC→清水東高
06:滝戸 卓  MF 1991.08.02 171/59 ○  清水FC/駒越小SSS→清水東高
08:本川 翔  MF 1991.06.08 166/53    静岡JFC/太陽FC (服織小)
10:加藤 喬大  DF 1991.09.06 162/63 ○◎ 焼津JFC/焼津港SSS→藤枝明誠、※静岡選抜 (05年)
11:大島 慎太郎 MF 1991.05.08 159/48    清水FC/三保第一SSS
13:荒井 航  DF 1991.08.24 168/52    愛知FC→清水東高
15:関口 弘樹  FW 1991.08.23 175/54 ○◎ 清水FC/不二見SSS、※U-12NTC東海 (03年)
17:植野 雄大  DF 1991.07.10 172/59 ○◎ 清水FC (有度一SSS)、※静岡選抜 (05年)、U-12NTC東海 (03年)
18:石原 聖太  MF 1991.08.05 169/64 ○◎ オール庵原 (由比小)→静岡西高

 身体情報・背番号他は、06年8月クラブ選手権の登録による。○は05年1月キンパラカップ登録選手、◎は05年9月スルガカップ登録選手。

04月02日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る