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えすぱっ子
by ひかる。
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■プリンス東海 磐田東高校戦
後半開始早々1分、吉崎のドリブルを望月恭が潰すが、すぐに西岡が拾って左スペースへ。抜け出した松永が上げた左クロスをファーで加藤が合わせるこの試合最大の決定機は、GK吉田がビッグセーヴ。救われた清水は3分に途中交代の前田を藤牧に代え、町田をトップ下に置いた。この交代が奏を功す。早速4分、長沢がカットして戻すと小出は縦に神田へ、神田は内の長沢に横パスを送ると、長沢と同じ位置まで町田が駆け上がり、藤牧へスルーパスを送った (シュートはGKキャッチ)。先制点にこそ町田は関わらなかったが、理想的な飛び出しで2点目を挙げる。上下によく動き、清水に不足していたダイナミズムをもたらした。
この2点目は清水の自信を取り戻した。10分には佐野克がアタッキングサードまで攻め上がり、12分には神田がラームを思わせる左45度から激しくインに回転させたミドル。GKに弾かれると、小泉の右CKを再び神田がPA外から強烈に合わせる (枠右)。19分、町田がタックルを受けて倒れながらスルーパスを送り、長沢は果敢にDF2枚と勝負、シュートにまで持ち込む。22分には町田が相手と2回交錯しながらボールを前に運び、クサビを長沢が戻して池田が左へ展開、小出の左クロスにファーで藤牧のボレーは右に外れ、藤牧はネックスプリングで立ち上がる。この積極性が29分、長沢の呪縛を振り払うPKへと繋がった。
ダイナミズムに溢れ、流動性の高いサッカーを展開した分、相手にカウンターを許すこともあったが、佐野克・池田が個人能力でそれを潰した。特に池田は169cmながら空中戦でも完勝し、中盤のダイナモに。40分、44分と加点し、その直後のキックオフからするすると持ち込んだ五内川のミドルを許すが、最後まで集中力を切らさなかったGK吉田がCKへディフレクトした。終わってみれば前回の対戦と同じく、後半だけで5の得失点差をつけて完勝。強豪相手にこのサッカーができるかはまだまだ疑問だが、久々に内容の伴った勝利を飾った。
▼試合結果
清水エスパルスユース 5−0 磐田東高等学校
得点:後半05分:清水・長沢 駿 (佐野 克彦・フリーキック)
後半11分:清水・町田 朋弥 (神田 和哉・左クロス)
後半29分:清水・長沢 駿 ※PK
後半40分:清水・長沢 駿 (佐野 傑 ・左クロスこぼれ球)
後半44分:清水・佐野 克彦 ※フリーキック
警告:後半05分:磐田・高橋 亮祐
後半33分:清水・佐野 克彦
▼選手寸評
[私撰MVP] 佐野 克彦
[私撰MIP] 長沢 駿、藤牧 祥吾
[相手方好印象選手] 吉崎 清生、加藤 洋平
MVPには佐野克を。味方の集中力が切れた隙を突かれた際にテクニカルファウルを犯し、警告を受けたものの、ファウルはその1回だけ。身体能力を有意義に使った守備を見せ、守備からの展開も大きく的確。さらに力と技のFKで、1ゴール1アシストと直接ゴールにも絡んだ。MIPに長沢と藤牧。長沢は復活のハットトリック。クローゼのような特に巧くも速くもないが、体の使い方と緩急で相手をかわすドリブルを見せるなど、積極的だった。藤牧は彼自身の活躍はそれほどでもなかったが、彼が入って町田がトップ下に下がったことで、展開を好転させる。アップから長沢とペアを組んでいたが、前線で張る動きも下がってのポストもできるので、長沢のプレー幅を広げる良い連携を見せた。影のMVP。
磐田東で印象に残ったのは、豊富な運動量と粘り強いキープを見せた吉崎と、飛び出しが鋭くてシュートも痛烈だった加藤。
JFA プリンスリーグU-18 東海2006 個人的ベストイレブン
−−−−− 伊藤佑 −長沢−−−−−−
−−−−−−−−杉浦−−−−−−−−
−−枝本−−吉田− 佐野幸 −押谷−−
−−− 佐野克 −森本−−小坂−−−−
−−−−−−− 長谷川 −−−−−−−
長谷川 徹 GK 3年 185cm/66kg 名古屋グランパスエイトU-18←名古屋グランパスエイトJrユース
小坂 翔 DF 3年 180cm/70kg 静岡学園高校←ヴェルディJrユース
森本 良 DF 3年 176cm/69kg 名古屋グランパスエイトU-18←名古屋グランパスエイトJrユース
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07月15日(土)
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