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えすぱっ子
by ひかる。
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■クラブ選手権 静岡県予選 ホンダFC戦
 一方的に攻め続ける清水だが、最後を抑えられて決定機をつくれない。ハーフスピードのCKに味を占めた滝戸が同様のキックを続け、16分にGKがこぼしたところを佐野克がボレー、18分に再び長沢のヘッドを導くが、共に枠を外す。残り10分の難しい時間帯に突入するに見えた29分。ロングボールを跳ね返し、中央で受けた町田が右に捌くと、小泉の外から望月卓が後半になって初めて追い越す。小泉は素直にパスを出し、望月卓の上げた低いクロスを中央で桑原卓がボレー、更に長沢が長い足を投げ出してゴールに押し込んだ。2−1。後半は恐らく意図的に縦に速いサッカーを展開していたが、ここぞでお家芸のサイドアタックで逆転に成功した。30分、町田のクサビを受けた桑原卓が、中央にスライドして左足アウトに掛けたミドルを放つが枠を捉えず。
 その直後の31分、小出がダイレクトで入れたクサビをDFがクリアミスし、左CKを得る。後半6本目、滝戸は初めて速いキックを蹴り、GKの前に飛び出た長沢がダイビングヘッドで叩き付け、3−1。エースのハットトリックで勝利を決めた。それからも清水が攻め続け、37分に左サイドに開いた小泉から桑原卓を経由して長沢、左に流れた桑原卓を囮に内側へ持ち出して強烈なミドルを放つが、枠の右上。39分、長沢が奪って桑原卓が繋ぎ、滝戸のミドルは枠外。41分 (ロスタイム) には佐野克の裏へのロングフィードで桑原卓が抜け出し、左足アウトに掛けたボレーを放つが、バーのニア側を舐めるように外れた。しかしホンダは逆転に落ち込むことも、ヤケになって反撃することもなく、得失点差−2を保って試合を終えた。
 この試合、良かったことと悪かったことが一つずつあった。良かったのは遂にセットプレーから点を奪ったこと、悪かったのはまたもセットプレーから点を失ったことである。

Honda FC      清水エスパルスユース
4(1) シュート 11(3) ×長沢、◎長沢、×前田、×克彦、×長沢、◎長沢、×桑卓、◎長沢、×長沢、×滝戸
               ×桑卓
1(0) 右クロス 6(1) ×卓馬、×小泉、×卓馬、×小泉、○卓馬、×小泉
3(0) 左クロス 1(0) ×小出
0(0) 右側CK 1(1) ○滝戸
0(2) 左側CK 5(2) ◎滝戸、×滝戸、×滝戸、×滝戸、◎滝戸
0(−)  犯OS  4(−) ・竜男、・桑卓、・町田、・桑卓
3(0) ファウル 1(0) ・長沢


▼試合結果
清水エスパルスユース 3−1 Honda FC U-18
 得点:前半12分:Honda・馬塚 侑樹 (10番  ・左コーナーキック)
    後半07分:清水Y・長沢 駿 (滝戸 諒 ・左コーナーキック)
    後半29分:清水Y・長沢 駿 (桑原 卓哉・ショートパス)
    後半31分:清水Y・長沢 駿 (滝戸 諒 ・左コーナーキック)
 警告:前半24分:清水Y・佐野 諒 (ラフプレー)
    後半28分:Honda・16番  (ラフプレー)


▼選手寸評
[私撰MVP]
●長沢 駿 (3年・FW)
 課題だった空中戦が、一定以下の相手であれば計算できる武器になりつつある。先週の途中交代が効いたか、弱気な選択が消え、ドリブル突破やミドルシュートなど多様な攻撃を見せた。一方で中盤に下がって見せるパス捌きもなかなか。

[私撰MIP]
●滝戸 諒 (2年・CH→DH)
 頑張れる点と頑張りに応えてくれる恵まれた体格が、中盤の汗かき役として機能、同時に中盤の底を塞ぐフィルター役にも。チームでの希少価値が高い。速く正確なボールを左右に振るだけでなく、縦にクサビを入れて展開を前に加速させた。

●佐野 克彦 (3年・CB)
 抜きん出た運動能力は、見た目にも分かるほど。最近の試合はCBとして前半、細かいプレーにミスが目立っていたが、今日は相手がカウンター狙いということで最初からフル稼働、速攻はスピードで潰し、空中戦はジャンプ力で上を跳んだ。

05月14日(日)
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