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えすぱっ子
by ひかる。
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■東海プリンスリーグ 四日市中央工業高校戦
四中工は潰し合いでは優位に進めながら、シュートやクロスなど効果的なプレーにまで至らない攻撃が続いたが、18分、ついに右SBの田中がフラットラインから離れて攻撃参加。中盤中央からパスが出ると、田中はまず中を切ろうとする岡村を確認し、ギアを一段上げて縦突破を仕掛ける。岡村も海人のコーチングもあって動きを修正するが、田中はそれをも先読みして中に切り返し。岡村を振り切ってセンタリングを送ると、ファーのFW築館が高い打点から至近距離ヘッド。が、完全に振られたはずの海人がこれに反応、眼前のシュートを弾くと勢いを殺しきれないボールを高柳がクリアし、CKに逃れる。
その四中工の左CK、19分。蹴るのは左効きのテクニシャン、麻生。低くて速いボールを送ると、中央密集地よりも手前で、ニアの金守がバックヘッド気味に微かに触れて逸らす。このボールが綺麗にファーサイドネットに吸い込まれて、四中工先制。0−1。流れの中では殆ど決定機を与えてなかっただけに、痛い失点であった。

先行された清水はギアを一気にトップに上げ、猛然と逆襲を図るが慌ただしさは否めず。サイドに人数を掛けて崩し、次々にクロスを入れるが、いずれも精度に欠いた。一方の四中工は、カウンターでキッチリと攻め切る意識が高く、むしろ効果的。
26分、大瀧からのパスを受けて、長い距離を走った岡村が左サイドを突破。枝村とのワンツーでPA内に侵入し、シュートを狙うがCBがカット。だが、クリアを中盤の森安が拾い、すぐに左の大瀧に預ける。この大瀧を岡村の突破で取り残されたSBが対応したため、洗練されたフラットラインにもヒビが生じた。スッとSBの裏、CB横のスペースに枝村が移動、すかさず大瀧がスルーパス、枝村が受けるやシュート、と思わせて右足インサイドフックの切り返し。CB藤澤を振り切ると角度20度もないところから、痛烈な右足砲。ガン!という荒々しい音が響き渡ったのは、どこのバーに当たったからか、ボールはファーネットに突き刺さっていた。1−1。見事に追い付いてみせた。

この後も清水の攻勢が続いたが、それも後半30分前後まで。四中工が一度に二人を交代させると、中盤の運動量で完全に後れを取る。高柳を中心に最終ラインは踏ん張るが、疲労から集中力と粘りを欠き、出足が遅れてみすみすCKにしてしまう場面が何度か。だが、いずれも海人が相手と競り合いながらガッチリとキャッチ、制空権は譲らなかった。
一方の清水は44分、枝村の対角線フィードから大瀧のダイレクトクロスは、DFに引っ掛かり左CK。蹴るのは枝村。ニアに速いボールを送るが、逸らしたのは相手DF。これが丁度良くファーの石垣に流れ、高い打点から叩き付けたが、ボールはニアポストに阻まれた。
この後、微妙な判定でペナルティライン直前から相手にFKを与えるが、シュートは大きく上に外れる。続いて、清水が最後の攻撃を仕掛けるが、枝村から大瀧の左クロスは曲がりきらずにGKキャッチ。試合はこのまま終了し、両者痛み分けとなった。

四中工       清水エスパルス
7(3) シュート 3(1) ×真希、◎枝村、×石垣
1(1) 右クロス 4(0) ×柴田、×柴田、×村越、×村越
2(1) 左クロス 7(1) ○枝村、×大瀧、×森安、×枝村、×岡村、×大瀧、×大瀧
4(1) 左右CK 3(0) ×大瀧、×枝村、×大瀧


▼試合結果
清水エスパルスユース 1−1 四日市中央工業高校
 得点:後半19分:四中・金守貴紀(麻生 瞬・右CK)
    後半26分:清水・枝村匠馬(大瀧義史・スルーパス)


▼選手寸評
山本海人  6.5 CKにクロスにハイボール処理に力強さ。フィードは強風を計算しきれず。

村越大三  6.0 放胆なタックルはCBよりSBが適正か。積極性が光るも、最後はバテる。
石垣勝矢  5.5 相手180cm築館に抵抗。綺麗なフィードがあるのに、クリアは精度に欠く。
高柳亮太  6.5 石垣・岡村らのミスを機敏にカバー。奪取できない場面の守備が実に巧妙。
篠田大輔  --- 負傷交代。自ら歩いて外に出たので、軽傷を祈る。

山本真希  5.5 全般に精度に欠く。ミスを犯した後の修正の速さに才能の片鱗は感じたが。

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04月26日(土)
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