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えすぱっ子
by ひかる。
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■中日本スーパーリーグ U-17 藤枝東高校戦
10分の藤枝東。右から速攻は、滝田が早めに中央の閨谷に預ける。高柳が縦を切るが、後方から佐々木が斜め右に走り込み、そこへスルーパス。高柳は出し手をマークし、スルーパスの処理をカバーに来ていた森安に任せる判断をしたが、森安はマークの受け渡しをすると考えていたのか、反応が遅れてボールを見送ってしまう。これで佐々木が独走。前田との1対1に冷静にサイドネットへ流し込む。2−1。
試合の優勢を支えていた最終ラインの犯したミスである。チーム全体が浮き足立った。11分、高野のハンドから、赤星がクイックリスタート。ノーマークの滝田が低い右クロスを送ると、足下に入って威力は弱いが、しかし至近距離のシュート。だが、前田がこれに反応、前方にこぼすが即座にパンチングで味方に渡し、難を逃れる。
この後、枝村が村越に交代、森安が中盤に上がるが、あまり改善は見られなかった。森安が前掛かりだったこともあるが、両チーム共に前日にも試合があったこともあり、中盤がぽっかり空いてしまった。サイドから速攻の撃ち合いとなり、逃げ切りたい清水としては嫌な展開。
24分、左サイド30M程の距離から大瀧のFK。これはDFにクリアされるが、岡村が拾うと左のオープンスペースへ。大瀧が走り込み、鋭く曲がって落ちるクロスを、森安がスライディングボレーで合わせたが、威力無くGK正面でセーブ。
その後、高野が最終ラインで横パスをミスしてシュートを許す場面もあったが、チームが落ち着いてくる。サイドから遅攻と単独突破でFKを誘い、或いは阿部の単独突破一本に頼るなど、リスクを犯さない。ただ、当の阿部は、大瀧FKからの至近距離ヘッドを外したり、突破から巧くサイドに流れてCKを奪ったはずがゴールキックと判定されたり、岡村の新境地を開く40Mロングフィードで裏に抜け出しながらバテたのかDFに跳ね飛ばされたりと、苛立ちを募らせた様子(ラフタックルで警告頂戴致しました)。何はともあれ、巧みに時間を費やして、最後の10分余りは満足な攻撃を許さず、勝利を手中にした。
藤枝東 清水エスパルス
5(4) シュート 8(3) ◎阿部、×阿部、×大瀧、×真希、×真希、○森安、×阿部
○岡村
3(1) 右クロス 3(1) ○真希、×雄也、×真希
0(0) 左クロス 6(3) ×岡村、○岡村、×岡村、×岡村、○岡村、○大瀧
1(0) 左右CK 2(1) ◎枝村、×大瀧
名古屋戦でも感じたが、今年のチームは、なかなかプレーが汚い。タックルは激しいし、判定に不服があれば文句も言う。倒されれば叫喚してアピールするし、時間稼ぎもする。ただ、これは良いことだと思う。昨年のチームのような「大人のプレー」も結構だが、やはり勝利への意欲は大前提。去年の対戦では淡々と藤枝東を下した印象だったが、今年は声の大きさでも上回っていたと思う。
勿論、相手を怪我させるのは論外。だが、それと球際の激しさは別。それが分かっていれば、少々やんちゃでも構わないのではないか。今年の3年生が中3の時、内容は酷評されたが高円宮杯を制した。その理由が、少し分かった気がした。
▼試合結果
清水エスパルスユース 2−1 藤枝東高校
得点:前半05分:清水 ・阿部文一朗(枝村匠馬・左クロス)
後半02分:清水 ・阿部文一朗(枝村匠馬・左CK)
後半10分:藤枝東・佐々木太朗(なし)
▼選手寸評
前田陽平 6.5 中学生だと思えば+1.0してもいい。後はキャッチの握力とコーチング。
杉山雄也 6.0 ポジショニングが曖昧な部分があるが、概ね相手左サイドの攻撃を遮断。
森安洋文 5.5 一度のミス以外は総じて安定していたのだが。ボランチでは前掛かり過ぎ。
高柳亮太 7.0 森安にない自然なポジショニングは経験の差か。渋く守備陣を繕い続ける。
高野美臣 6.0 強引な突破に危うさもあったが、質の良い位置取りとクリアで攻守に貢献。
山本真希 6.0 真希へのパスはやたら長すぎたのだが、相当速い選手と思われてるのか?
枝村匠馬 6.0 相手の攻撃を棒立ちで見ること多し。赤星との対決は、互いに消化不良。
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03月16日(日)
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