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えすぱっ子
by ひかる。
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■JY (1年): 静岡県中学1年生大会 ヤマハジュビロ戦
●粟冠 陸 (05番、CB、160.5cm/48kg、静岡城北SS、1995.05.31生)
 静岡県選抜オレンジ。粟冠=サッカ。この試合のMVP。フィジカルに強く、特にキック力が抜群。相手を体で押さえ、足のクリアでロングボールを前線に通す守備をよくしていた。ヘディングが苦手なのかとも思ったが、水準以上。そのキック力を活かして最終ラインの司令塔となったが、リベロ的に前に出る機動力、前に出てから前線のスペースへパスを供給する視野の広さも発揮していた。

●鈴木 聖矢 (09番、FW、158cm/41kg、ピュアSC、1995.06.21生)
 静岡県選抜ブルー。大型選手なのだが足下が巧く、懐が深い。体格を利用してボールを足下に収め、その後の視野も広く、ポストプレイヤーとして機能する。海野とは対照的に、ゆったりとした独特のリズムを持つ「柔」のFW、…と思いきや、前を向いた時のドリブルスピードはかなりのものだったりする。柏瀬 (フッチ) 同様、フットサルやらせても活躍しそう。

●鈴木 蒼太郎 (15番、FW、148cm/39kg、江尻SSS)
 キレで勝負する点取り屋。パス出しに反応するセンスの良さ、スピード、ストップから切り返すクイックネス、シュートタイミングの早さ、左足キックの豊富さ、どれをとっても一級品。ループで頭上で破った1点目より、速いシュートでニアを破った2点目が私の好み。鈴木聖・海野・鈴木蒼、タイプの違うFWが揃っているのが、このチームの強みだろう。

●武田 健人 (04番、CB、156cm/43kg、長田東SSS)
 粟冠や中村より体格的に小さい分、よく訓練された守備を見せる。相手の進路を塞ぎ、体を寄せて自由を限定し、それからボールを奪う、そうした守備の優先順位の基礎がよく身についている。パス回しもミスが少なく、コーチングも盛んで、チームリーダーになれる選手。

●中村 大我 (18番、LB、158cm/43kg、高部SSS)
 SBだけど、このポジションにかなり不慣れな様子。1対1の強さを見るに本職はCBか。しかし、とにかくフィジカルに強いので、相手に先を取られても強引に追いついて奪い返し、何とかしてしまった。中1でSBをやっていた頃の小澤蓮を思い出す。

●丸山 友輔 (06番、CH、150cm/38kg、中田SSS、1995.04.17生)
 JFAエリートプログラムU-13参加、2008年ナショナルトレセンU-14参加。中田SSS出身ね、なるほど (中田SSSは杉山浩太や坂口翼の出身少年団)。

●柳沢 拓弥 (11番、RB、148cm/38kg、有度一SSS、1995.09.12生)
 静岡県選抜ブルー。こちらも不慣れな様子のSB。戸田光や杉本 (名古屋) のように、FWが走力を期待されてSBコンバートされた感じ。確かに速いし、長い距離も走れるようだ。守備では怪しいところを見せるも、やはり無理矢理ながらスピードで追いついて、何とかしていた (きっちり進路を塞ぐ武田の守備に助けられたのも大きいが)。

●和田 拓真 (17番、LH/RH、147cm/36kg、高部東小SSS、1995.07.07生)
 静岡県選抜ブルー。彼も速い。とにかく速い。大木も和田も、ひたすら前に向かう気持ちの強さが心地良い。

10月11日(土)
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