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えすぱっ子
by ひかる。
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■中日本SL U-17 浜名高校戦+JY (中2+中1): 沼津戦
 風下の前半から、CH杉山の正確なグラウンダーのパスを中心に優勢だった清水。風上の後半は逆に攻撃が雑になり、試合が膠着したが、粘り強い守備からFWがよく動いてボールを引き出し、終わってみれば3-0。プリンス同様危なげない試合だったが、課題の残る内容であった。

 試合を分けたのは守備の安定感。とりわけ小澤は1対1に強く、積極的で、相手にクサビのパスが出るやグイと体を入れ替え、ボールを刈り取ると同時に、フリーになって余裕でボールを捌いた。受け身の対応になった時も空中戦に強く、何よりスピードがあるのが素晴らしい。LBの稲毛も空中戦に競り負けない、強靱な1対1が目立った。また、これは柏の下部組織を見る度に思うことだが、基本のキックが実に正確で速い。味方を動かすようなパスや相手を惑わす球種はないが、狭いパスコースを正確に通して前線にクサビを入れ、攻撃の第一歩として貢献した。
 しかし、攻撃面では、引いた相手を崩すドリブルや飛び出しが少なかった。前半は向かい風で奪う位置が低かった分、パスを受けるスペースがあったが、後半になると逆の状況に。その状況を打破したのは、FWにポジションを移した中学生の田代。CHでは二種のプレスの速さに戸惑っていたが、FWでは持ち味の走力を活かして長い距離を飛び出し、先制点をもたらした。それからは池上の独壇場。この日不足していた個の突破力を十分に示し、1ゴール1アシスト。彼のようなスピードとテクニックのあるレフティに勝負を挑まれると、相手としては本当に嫌だと思う。

Jrユース (中1)
07年04月29日 (日) 09:00開始 鈴与三保グラウンド
 練習試合
 対 ACNジュビロ沼津 (1年) ※30分×3
 天候: 晴れ

▼試合展開
[1本目]
清水エスパルスユース (12分〜)
−−−−−−−−八谷−−−−−−−−
−−渡邉−−江井−−三田−−勝又−−
−−−−−−小林−−佐藤−−−−−−
−−島村−−−−−−−−−−稲葉−−
−−−−− 加瀬澤−小柳津 −−−−−

 12分、清水、ポジションチェンジ: 勝又LB、佐藤CH
 21分、清水、加瀬澤の左CK、沼津DFが中央で跳ね返すが小さく、PA内右角付近の佐藤が頭で押し込む。が、右ポスト直撃。しかし、更にポスト前の小柳津が足で押し込むと、今度は左ポストを直撃、してゴール内に転がり込む。1−0

[2本目]
清水エスパルスユース (16分〜)
−−−−−−−−斉藤−−−−−−−−
−−福島−−江井−−杉山−−岩間−−
−−−−−−石毛−−佐藤−−−−−−
−−渡邉−−−−−−−−−−島村−−
−−−−−−水谷− 加瀬澤 −−−−−

 09分、清水、ポジションチェンジ: 佐藤CH、島村LH、加瀬澤FW
 12分、沼津、10番の右CKは清水が跳ね返すが、再び10番が拾う。もう一度、右クロスはDFがクリア。しかし小さく、PA内で17番がはたき落とし、それを至近距離で13番が詰め、0−1
 15分、清水、マークする5番をターンして交わすと、CH石毛が中盤からドリブル開始。トップスピードでPAへ突入すると速度を緩め、背を向けるかと見せて左に切り返し再加速、ゴール前への折り返しをCH佐藤が詰めるだけ、1−1
 16分、清水、交代: 八谷→斉藤

 22分、清水、前に出てパスをカットしたCB杉山が、近くの石毛に預けてそのまま右前へ攻撃参加。石毛も前へドリブルしながら、杉山を囮に杉山より前を走るFW水谷へクサビ、水谷が中央裏に返すと抜け出した石毛がスライディングシュート。発足1ヶ月の即席チームとは思えない、絶妙なファストブレイクだった。2−1
 25分、清水、バイタルエリアでクサビを受けた水谷が、大きく右に捌いてDFの裏へパスを通す。そこへ走り込んだ渡邉、角度のない位置から右足を巻き込む。綺麗な放物線を描いたシュートが、ゴール左へ吸い込まれた。3−1

[3本目]
清水エスパルスユース (16分〜)
−−−−−−−−斉藤−−−−−−−−
−−福島−−勝又−−三田−−稲葉−−
−−−−−−杉山−−石毛−−−−−−
− 小柳津 −−−−−−−−−岩間−−
−−−−−−小林−−水谷−−−−−−


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04月29日(日)
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